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女性ジャズヴォーカル「ルース・オーレイ」のレコード紹介です。
こぶし・唸り&ヴィブラート、やたら喰い込む。
と思えば、清々しく高く・透き通るように伸び。
「雨に唄えば」、懐かしいイメージは消え去り。
一句
“下腹に 艶歌に負けぬ こぶしジャズ”
①『オーレイ!ザ・ニュー・サインド・オブ~』(57)
《Olay!The New Sound of Ruth Olay》
ルース・オーレイ(vo)、バドシャンク(ts)、
レッド・ミッチェル(b)、ラリー・バンカー(ds)、他。
《女性ジャズヴォーカル ブログ紹介》
①『Roberta Sherwood』№1 観た目に、想わぬ「酒焼」が
①『Jane Fielding』№1 とろっと溶け、熟す唄に
掛け声一発「オー・レイ!」
でも、マンボではない。
唸るは、ヴィブラートはやたらと・・。
こういうシンガーって、巧いというんだろう。
凄まじいテク、多様な表現方法を駆使し唄い込んでくる。
まるで、オペラでも聴いてるような。
こぶしが効き・唸る、ヴィブラートは何処でも。
やたら滅多ら、意味不明に喰い込んでくる。
と思えば、清々しく高く・透き通るように伸びていく。
映画で・ステージで、唄い上げる。
そんなミュージカルっぽい、迫力ルースである。
私にとっては、煩わしいんだが。
USでも国内でも、結構名が通ってるようだ。
母親がオペラ歌手で、幼少期から声楽を学ぶ。
なるほど、と納得できる巧みな唄いっぷりだ。
ルースのオハコといわれる曲。
「Singin' The Rain」(雨に唄えば)。
有名なミュージカル映画です。
土砂降り雨の中、タップダンスで踊る。
こんな有名なシーンを想い出す。
余りにも巧妙な唄いっぷり。
しつこい程の強引なこぶし&ヴィブラート。
この迫力に、当時の記憶が飛んでしまいます。
こぶし・唸り&ヴィブラートが効き過ぎ、曲のイメージが飛んでしまいます。