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ジャズサックス「ソニー・ロリンズ」のレコード紹介です。
旧い・古い、とにかく古いスタイルの音が。
国宝級無形文化財、ガレスピー様と共に。
そんな中、尖った音を観つけ「ほっと」して。
一句
“取り戻せ 誰と演ろうが ロリンズを”
⑬『ソニー・サイド・アップ』(57)
《Sonny Side Up/Sonny Rollins》
ソニー・ロリンズ(ts)、ディジー・ガレスピー(tp)、
ソニー・スティット(ts)、レイ・ブライアント(p)、
トム・ブライアント(b)、チャーリー・パーシップ(ds)。
《Sonny Rollins(ts) Blog紹介》
⑫『~ Village Vanguard』(57)№12 野放図に、吹いて叩いて
《Sonny Stitt(ts) Blog紹介》
⑳『Good Life』(80)№20 全集中!歳をとるほど・・
古い、旧い、とにかく古いスタイルだ。
⑫『At The Village Vanguard』の翌月に録音。
とは、とても・とても思えない。
ビバップ?スウィング回帰か?ロリンズ様。
同じ奴がプレイしてるとは、とても思えない。
と言いたいほど、スタイルが古い。
当⑬はリーダー不在のジャムセッション。
Verveレーベルのお得意芸である。
とはいえ、仕切っているのはD.ガレスピーしょう。
ガレスピー様は国宝級文化財の御方。
曲も古けりゃ、ガレスピーの「しわがれ」歌も。
いにしえの、石器時代の音が聴こえてくる。
こんな御方に囲まれた環境におかれ。
ロリンズの個性は、死に様扱いのプレイ。
折角のロリンズが、腐ったようなもんである。
そんな中、やっとロリンズらしさを発見した。
曲は「I Know That You Know」。
スウィング時代の古い曲ではあるのだが。
ドラムのストップタイムに乗り、圧巻のソロを聴かす。
一句
“取り戻せ 誰と演ろうが ロリンズを”
尖ったロリンズの音が、やっと聴けた。
と、「ほっ」とする一瞬である。
ドラムのストップタイムに乗り、圧巻のソロを聴かせます。