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ジャズピアノ「ピート・ジョリー」のレコード紹介です。
ボサノヴァ、天性の相性でバッチシだ。
ギター&ドラム、刻むボサノヴァ・リズム。
強弱・抑揚、軽いリズムで「ぐいぐい」と。
一句
④『リトル・バード』(62)
《Little Bird/Pete Jolly》
ピート・ジョリー(p)、チャック・バーゴファー(b)、
ラリー・バンカー(ds)、ハワード・ロバーツ(g)、ケニー・ヒューム(perc)。
《Pete Jolly Blog紹介》
③『Duo Trio Quartet』(55)№3 「ぼ~ぼぉ~」と、これがいい
《Howard Roberts(g) Blog紹介》
①『Good Pickin's』№1 無味無臭?ウエストコーストの風に
③『Duo Trio Quartet』から7年後の録音。
軽く・小刻みに、ライトミュージックな。
ってのは、①~③と同じく変わらない。
巧い&センスがいい、ってのも同じではある。
だが、センスの良さは、より一層磨きがかかった。
選曲・アレンジの良さが、功を奏した。
又、ギター等脇役の力量がベスト・プレイに。
ピアノ&ギターのリズミカルな絡みは「スカッ」と爽快。
ドラム・パーカッションの切れが抜群。
より一層センスの良さをクローズアップした。
これが、西海岸の「カラッ」とカラーだ。
と言わんばかりに、楽しませてくれる。
そんな良さを聴かすのはタイトル曲。
アルバムのイチ推しは、このボサノヴァの曲。
ギターが刻むボサノヴァ・リズム。
激しく打ち叩くドラムの音。
そして、転がるようにピアノがはしっていく。
ボサノヴァが天性の相性でバッチシのようだ。
強弱・抑揚、リズムの乗りで「ぐいぐい」弾む。
ポップス風ピアノが駄才から、余計に目立つ。
一句
“ボサノヴァは ライトピアノの とり得かな”
そういえば、①の最初で最後のアコーディオン。
アコーディオンorボサノヴァ、特徴は二択の方のようである。
ギターが刻むボサノヴァ&ピアノの乗りをお楽しみ下さい。