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ジャズサックス「マッシモ・ウルバニ」のレコード紹介です。
「ンィイ～・ギィイ～」音がかすれて・・
息絶え・絶え、悶え苦しんでるのか！
狂乱ウルバニ、再演を期待したが！
一句
“息絶えて ジャズの頂点 半狂乱”
④『ライヴ・イン・サンレモ』(84)
《 Live In Sanremo/Five For Jazz/Massimo Urbani》
マッシモ・ウルバニ(as)、ルイジ・ボネフェデ(p)、
ピエトロ・トノロ(ts)、ピエロ・レヴェラット(b)、
パオロ・ペレガッティ(ds)。
《Massimo Urbani Blog紹介》
②『Dedication to～』(80)№2 魂・根性＆力・肉体を捧げ
③『Isis』(89)№3 Featuring！地元出身・伊は？
「ンィイ～・ギィイ～」「ガァア～・ンァア～」。
音が出ない・出ない、マウスピースの空鳴か。
かすれ・かすれの音が、伸びてはいくが。
息絶え・絶え、悶え苦しんでるかのような。
こんなアドリブが延々と続く。
フラジオ音の空振りの音なのか？
音がでない・かすれ音、これでもかと吹続ける。
まるで、狂乱アルトとしか言いようがない。
息苦しさが、こっちにも伝わってきそうな。
こんな姿に・音に、どはまりです。
ウルバニの大ファン、生き様そのまんまの音。
ただこうも音が出ないと、どうも楽しめない。
一句
“息絶えて ジャズの頂点 半狂乱”
②『～Ma'x Mood』から４年後の演奏。
スピリッチャル、王道ど真ん中のウルバニ。
偶然見付けた脇役参加の当④。
リーダはルイジ(p)。
②に続く狂乱ウルバニの再演を期待した。
だが、自由奔放・喚き散らしでは、どうも頂けない。
そして、メンバーも今イチで。
地味っぽいピアノ、手数が多いだけのドラム。
テナーとの２ホーンだから出番も少ない。
あれこれとハンディに取巻かれっ放し。
狂乱アルト・ウルバニの再演に至っていない。
初のライヴ演奏だが、肩透かしの熱量放射では消化不良ぎみだ。
テナーのアドリブに続き、狂乱アルトの息絶え絶えプレイです。
