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ジャズピアノ「レニー・トリスターノ」のレコード紹介です。
盲目のピアニスト、近寄り難い音・顔付で!
馬鹿騒ぎピアノが主流の中、クール派親分!
40年代中頃、驚きのインタープレイを!
一句
①『ア・ガイディング・ライト・オブ・ザ・フォーティーズ』(46,47)
《A Guiding Light of The Forties/Lennie Tristano》
レニー・トリスターノ(p)、ビリー・バウアー(g)、
クライド・ランバーディ(b)、他。
《Billy Bauer(g) Blog紹介》
①『Plectrist』(56)№1 ピアノの如く、弦六本に
レニー・トリスターノを、あえて聴く。
そんな方って、まず居ないのでは。
ジャズの歴史を刻む有名人なんだが。
国内ファンの方って、ごく僅かでは。
どんなジャケットを見ても、難しそうな顔付。
手に取りたくもない、そんな存在では。
こうも冷遇される有名人は、まず居ない。
盲目のピアニストだから、そんな顔付に。
クール派の代表者だから、こんな顔は必然か。
だがUSでは研究会・ファンクラブがあるという。
信じ難いのだが。
46,47年の録音だから、雑音が目立つ。
ただ、40年代の割に音質状態はスコブル良い。
この頃は、安酒場の馬鹿騒ぎピアノが主流。
だが、トリスターノは一派を成す存在である。
スウィングこそしないが、堅実な音が「ガチガチ」に響く。
この頃、ドラムレスのプレイが稀にある。
馬鹿騒ぎのピアノを、主人公にするためだろう。
だが、ここでは有り得ない。
ピアノ&ギターの即興・掛け合いが魅せ場。
40年代中頃のインタープレイ、驚くしかない。
一句
“紡ぎ合う ピアノとギター ジャズる波”
淡々リズムキープのドラムは、不要。
と、鬼才トリスターノは邪魔者扱いしたのだろう。
ピアノ&ギターの即興、40年代中頃のインタープレイを堪能して下さい。