№2 根性剥き出し!奮い立つ《シダー・ウォルトン(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「シダー・ウォルトン」のレコード紹介です。音符

 

「いけいけ・どんどん」70年代、根剥き出し!

H.モブレー、らしからぬァイト振り!

いつも裏方B.ヒギンズ、きまくり!

 

一句

 “このプレイ 何が変えたか い立ち”

②『ブレイクスルー』(72)
《Breakthrough !!/Cedar Walton》
シダー・ウォルトン(p)、ハンク・モブレー(ts)、

チャールズ・デイヴィス(bs,ss)、サム・ジョーンズ(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)、他。

 

《Cedar Walton Blog紹介》

①『Cedar !』(67)№1 神様・仏様!ウォルトン様

 

《Hank Mobley Blog紹介》

⑯『~And His All Stars』(57)№17 未成熟!誰がリーダー?


シダー・ウォルトンってB級扱いでは?

ファンの方って居るのだろうか?
「名は知ってるが、・・」そんなレベルでは?

 

良く似た名で、もっともっと有名人が居る。
それは、ル・ウォルドロン。

名は似てるが、人気度は雲泥の差では。


私は、70年代の4ビートジャズにはまった以降。
マルより当ウォルトンが身近になった。

大ファンのボブ・バーグを従えたウォルトン。

両者はスピリッチャル・ジャズの頭タッグ。
大ファンとなった理由は、前日の①で紹介した。
つまり、バーグを介してのウォルトン・ァンである。

当②のS.ジョーンズ(b)&B.ヒギンズ(ds)。
両者はバーグ起用後もメンバを組んでいる。

通常、ヒギンズ(ds)は手さもなく・表にでない。
ところが、当②・①では随分勢いづき、テンションが高い。

テナーのモブレーの加入に驚かされた。
この方も出しゃばるプレイは、割と少ない。

だが、タイトル曲のプレイはモブレーらしからぬァイト振り。
 

棘々の途切れ途切れフレーズ。
とてもモブレーとは思えぬいのプレイ。

①から11年経ったウォルトン・グループ。

70年代は「いけいけ・んどん」スピリッチャルだ。

 

 一句

 “このプレイ 何が変えたか い立ち”

 

ウォルトンの「がっかり」プレイが目立つ。
エレピは弾くは、軟有名曲には参りました。


音譜 こんなに叩きまくるB.ヒギンズ(ds)はしいんだが・・。