№4 あれやこれ!曲毎に七変化《ボビー・ティモンズ(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ボビー・ティモンズ」のレコード紹介です。音符

 

次から次へとえてきた、プレイスタル!

曲毎にスタイルを変え、「七化」とは!

脂っ濃さのァンキー、やっぱベストか!

 

一句

 “あれやこれ ピアノトリオの 七化”

④『チキン・アンド・ダンプリンズ』(65)
《Chicken & Dumplin's/Bobby Timmons》
ボビー・ティモンズ(p)、

リー・オーティス・ベイスⅢ(b)、ビリー・ソーンダース(ds)。
 

《Bobby Timmons Blog紹介》

②『Sweet And Soulful ~』(62)№2 はしる!呆れもし・感心し

③『Little Barefoot Soul』№3 腎臓病の悪化?朴とつピアノ

 

①②はァンキーどっぷりのアルバム。

そして、③は朴とつピアノへ激変した。
当④は、③から1年後の演奏となるが。

これが又、空気感を変えてきた。
掴み所の無い「変化」プレイ、とでもいうか。
曲毎にプレイスタイルを変えてきた。
実験的試みともいえる、あれや・これやの姿だ。

ヴァイブを叩き、意味なクール感を漂わす。
ドラムのタムタムプレイを見せ場にしたり。
ベースをクローズアップし、ピアノを伴奏役に仕立てる・・とか。

あれやら・これやら曲毎に何が飛び出すのか。

奇天烈・奇想天外な仕掛けが楽しめる。


タイトル曲ではピアノプレイが面白い。
左手のメロディーが波を打ち・のたうつ。
こんなユニークな当は、以前に無かった。

 

 一句

 “あれやこれ ピアノトリオの 七化”


楽しさも増え、面白いのだが・・。

やっぱ①②のっ濃いファンキーが良かった。

このお得意芸に優るものは無いのでは。
 

音譜 一曲目がタイトル曲、ピアノの手の音に注目です。