№1 氷柱(ツララ)!飛び交うピアノ《(独)ジョー・ハイダー(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ジョー・ハイダー」のレコード紹介です。音符

 

真夏向け、山・氷柱が飛び交うピアノ!

「カチッ・チッ」、CoolというよりCold!

無理・無駄の徹底排除、直的音質ジャズ!

 

硬直的ジャズで一句

 “時は夏 ツララ飛び交う イツジャズ”

①『カツェンヴィラ』(71)
《'Katzenvilla/Joe Haider》
ジョー・ハイダー(p)、イスラ・エッキンガー(b)、

ピエレ・フェイヴァー(ds)。

《Joe Haider加入“Dusko Goykovich(tp)”Blog紹介》
⑤『After A Long Time』(80)ユーゴ№5 「美&哀愁」を超えて

 

今は真夏だから良いが。
鋭角な氷山、尖った氷柱が飛び交うピアノ。
いかにもEU的ピアノ。

独EGOレーベルの録音がより一層特長を増す。

これでもかと「カチッ・チッ」の表現力に。
本場US物は、絶対にこんな音はしない。
不思議なもんである。


フリージャズではないが、一歩近付いた演奏。
わくわくor乗って楽しい、何てプレイではない。
無駄な質感を除去、シャープで直的な音質。


Coolというより「Cold」な感性が立ち込める。
頭脳的プレイでクリアー&エリート、のワードがぴったし。

してみれば、USジャズってやっぱット。
乗る・楽しい・弾む・ダイナミック・・・・。
強引に括って、独ジャズって真逆では。

 

 硬直的ジャズで一句

 “時は夏 ツララ飛び交う イツジャズ”

 

ハイダーは西、他2人はスイス出身。
ハイダー&エッキンガー(b)は良く目にする。

EU物を手に入れると、多くのアルバムに加入。


アルバム中、最もEUらしくない曲を推す。

私好みで、USっぽいプレイです。
 

音譜 このプレイはアルバム中、最もットな方です。