№5 「美&哀愁」を超えて《(Yugoslavia)ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
ジャズトランペット「ダスコ・ゴイコヴィッチ」のレコード紹介です。ルンルン

 

風土色『マケドニア』の愁を超えた

那さの中に「温かみ」の音

異空間の音が感性の限へ誘う

 

⑤『アフター・ア・ロング・タイム』(80)
《After A Long Time/Dusko Goykovich(tp)》
ダスコ・ゴイコビィッチ(tp)、ジョー・ハイダー(p)、ローマン・シュワラー(ts)、
イスラ・エッキンガー(b)、アルヴィン・クイーン(ds)。

《Dusko Goykovich Blog紹介》

③『Swinging Macedonia』(66) №3 美しさ&哀愁!に抱かれて   

④『It's About Blues Time』(71) №4 美しさ!が削られて


1曲目からドラムソロで始まる。

こんな曲は優れもの、切れが良く好きだ。
胸をすく快なテーマ、素晴らしい・感激もの。


クイーンのドラムはどのアルバムも的確。

強弱あるインパクトの大ファン。
スネアの連打とタムタムの一発音。

天一発頭突きを喰らう。
 

力強く、切れのあるハイダーのブロックコード。
テナーは太く・強い。

うフレーズがダスコの「美しさ」に対抗。

③『マケドニア』のメロディーに泣く。

母国ユーゴの風土色を「愁」で写す。
風土色の「哀愁」を感じるのはこれだけ。


「Bye Bye Blackbird」のミュートメロディ。

この演奏は「哀愁」を超えた。

那さ」の中に「温かみ」を込めた音がある。
聴く者の感性を極限まで高め、次元の世界に誘う。

このレコードは独・エゴ・レーベル。

独の録音はタイトで肉質な音がする。
音の良さが一層感性を高めてくれる。

 

音譜 アルヴィン・クィーンのれの良いドラムをお楽しみ下さい