№2 ほんわか!親「娘」共演《ジミー・ロウルス(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ジミー・ロウルス」のレコード紹介です。音符

 

ステイシー・ロウルス、親「」共演!

ほんわかムード、娘をしくサポート!

を掛けて欲しい、親父の強い音!

一句

 “親娘ジャズ たまじゃくしに 音跳ねて”

②『ジミー・ロウルス/レッド・ミッチェル・トリオ』(85)
《The Jimmy Rowles/Red Mitchell Trio》
ジミー・ロウルス(p)、レッド・ミッチェル(b)、

コリン・ベイリー(ds)、ステイシ・ロウルス(tp)。

《Jimmy Rowles Blog紹介》
①『We Could Make Such ~』(78)№1 陽気に!ちぐはぐトリオ

 

当②で注目したいのは、テイシー・ロウルス。
ステイシー? ジミー・ロウルスの妻?
と思うのが、当り前だろう。
だが、何と「」さん。

親父&「娘」の演アルバム。

親父&「息子」ってのは、結構あるが。

「娘」との共演ってのは、他にまず無い。

演奏は「んわか」ムードで「のほほ~ん」と。
マイルドな娘のラッパを優しくサポートする親父。

仲むつまじい?親子愛のつもりだろうが。
馴れ合いジャズ何て望まない。
をとばす、そんな親父のピアノを期待する。

当②は①から7年後の演奏。
①の強いアタック、元気良いピアノとは随分異なる。
娘のイルドトーンに合わせたからか。
穏~やかなプレイが淡々と続く。

 一句

 “親娘ジャズ たまじゃくしに 音跳ねて”


最も勢いをみせるのは「Loco Motiv」。
とはいえど、ぼつかない娘のラッパ。
親父が生ぬるくサポートするピアノ。


①で聴かせた強い親父のアタック音。

こんな調子で発を掛けて欲しいもんだ。

 

音譜 別のアルバムで、少々いのあるロウルス・トリオをお楽しみ下さい。