№1 神父様!ご加護あれ《ファーザー・トム・ヴォーン(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ファーザー・トム・ヴォーン」のレコード紹介です。音符

 

父・Father奏でる、Joyfulピアノ!

威勢良くルーヴ、パウエル派ど真ん中!

と思えば、泥臭さく・ポップにしけりゃ!

一句

 “神父様 ジョイフル・ピアノ ご加あれ”

①『ジョイフル・ジャズ』(76)
《Joyful Jazz/Father Tom Vaughn》
ファーザー・トム・ヴォーン(p)、

ジェイク・ハナ(ds)、モンティ・バドウィグ(b)。

いい加減なデザインのジャケット。
Concordレーベルも易なレコードを。

大学で神学を修得し、本業は「父」。

だから、「Father」か。

とはいっても、宗教に偏ったプレイではない。


音楽院の卒業だから、趣味のピアノでもない。
他にもアルバムがあるので、ロのようだ。

バッハのメロディーから「Fly To The Moon」へ。
神父だが、ピアノは「い」とみせたいのか。
ラウンジピアノってほど軽い・くつろぎ感はない。

強いタッチで、思い切りの良い音を連発。
勢が良く、グルーヴしまくるパウエル派。

アルヘイグに似た香りが「ぷんぷん」する。

でも、アルヘイグの会的香りはない。
 

むしろ、南部のソウル風・土臭さがしたり。
B面はポップ感覚ジャズで、しく聴ける。

 

音譜 バッハから「Fly Me To The Moon」へ、いタッチをお楽しみ下さい。