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ジャズピアノ「セレブレイション」のレコード紹介です。
フリージャズ主体、と思えば格好いいが！
単調８ビート、強弱無視の突貫ドラム！
長々のヴァイブ、意味不明のコンガ！
一句
“フリージャズ 単調ビート はまる型”
②『セレブレイション』(84)
《Celebration/Gordon Beck》
ゴードン・ベック(p)、ミック・ハットン(b)、
スタン・サルツマン(ts,ss,fl)、フランク・リコッティ(vib,perc.)、
スティーヴ・アーギュレス(ds)。
②-2 仏JMSレーベル(JMS035)
《Gordon Beck Blog紹介》
①『Seven Steps To Evans』(79) №1 原曲？どこ吹く風か
録音が悪くて、音が酷い。
音のウェイトはLchに片寄りっ放し。
乱雑なドラムばかりが大音量で鳴る。
仏JMSレーベル、英国フェス.でのライヴ録音。
①『Seven Steps To ～』から５年後の演奏。
この①でテナーのサルツマンを知り、はまった。
当②はサルツマン狙いで購入。
絶叫型で吠えるスタイルは当②も変わらない。
そんな音を再現してくれる曲は「PartⅡ」。
ところが、ドラムがいかん。
単調８ビートでメリハリ感は皆無。
強弱無視の突貫ドラム、としか言いようがない。
加えて、録音の悪さでやかましい。
又ヴァイブのアドリヴは、長々と邪魔をする。
意味不明のコンガは騒音撒き散らし。
リード楽器が小さく、ドラム＆ベースは淡々と。
まるで、カラオケ・リズムボックスのような。
一句
“フリージャズ 単調ビート はまる型”
フリージャズを核とした単調８ビートのコラボアルバム。
そんな演奏と位置づけられるのでは。
ドラムとコンガを無視し、サックスに集聴すると中々のものです。
