(続)№2 脇役奮闘!活き&潔さ《ゲイリー・ルフェーブル(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ゲイリー・ルフェーブル」のレコード紹介です。音符

 

2枚だけのリーダ作、みでもないが手元に!

突んざくラッパ&ドラムのンタープレイ!

脇役奮闘、活き&さのアルバムに!

一句

“我がこそと そこ退けリーダー 映えるジャズ”

②『アナザー・タイム・アナザー・プレイス』(85)
《Another Time, Another Place/Gary LeFebvre》
ゲイリー・ルフェーブル(ts)、ケイ・アカギ(p)、

ジェフ・エリオット(flh)、ジョン・パティツーチ(b)、トム・ブレチトレイン(ds)。
《Gary LeFebvre Blog紹介》

①『Quartet』(81)№1 外れも・当りも無し、そんなレーベル?


①『Quartet』(81)で評したルフェーブル。

リーダ作は2枚だけのリリース。
その2枚目を買ってしまった。

①から4年後の演奏となる。
①と異なり随分と様わりした。
①のオリジナル曲は古めかしい酷い曲。

当②は格好良い・ンスの良さが伺える。

テナーの音に少しだけ激度が増した。
個性の無さは変わらない。

ただ太く堂々とした音は、まぁ~聴けるような。

目立つのはラッパとドラム。
良い相棒を得て①とはちな出来栄えである。

柔かいフリューゲルホーンがんざく。
ドラムの連打が跳ね、過激なスリルを与える。
ドタバタの低い音のドラムは気にくわないが。

 

それでも没個性のテナーに発破をかける。
突んざくラッパとドラムのンタープレイが聴き所だ。

一句

“我がこそと そこ退けリーダー 映えるジャズ”


テーマの良さに加え、アレンジも良い。
①とは別物に生まれ変わった、活き&さのアルバムである。

 

音譜 刺激が増したテナー、突んざくラッパとドラムのンタープレイが楽しめます。