№6 ドラム!囃し立て《デューク・ジョーダン(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「デューク・ジョーダン」のレコード紹介です。音符

 

目玉はフリーゼン、世代ベースが唸る!

「ジャリ・リ」ドラム、フィリージョー!

アンマッチ、騒音に隠れた調ジョーダン!

一句

 “ジャリバリと すドラムに ジャズピアノ ”

⑥『ザ・グレイト・セッション』(78)
《The Great Session/Duke Jordan》
デューク・ジョーダン(p)、デイヴィッド・フリーゼン(b)、フィリー・ジョー(ds)。

《Duke Jordan Blog紹介》

④『Flight To Denmark』(73) №4 凍みる音!デンマークに

⑤『Two Loves』(73) №5 帰米第二弾!白から黒へ


目玉はベースのフリーゼンの加入。
70年代で脚光を浴びる若手、新世代の光りが。
1曲目のソロ、自の持味をフルに発揮。


ただ、国内盤のためベース音がブ付く。

力強く絞まった音が聴けないのが残念。
⑤『Two Loves』をオリジナル盤で聴いた後では、その違いは歴然。


⑤から5年後、ジョーダンの音に変りはない。
飾りっ気のない・歴史を歩んできた風格の音。

音の陰影が立体像を浮きりにする。


ところが、フィリージョーがマイペース過ぎ。
いつもの「ジャリ・リ」ドラムで勢いはある。

だが、雑過ぎてジョーダンにアンマッチ。

or イメチェン狙いを図ったアルバムか。

 一句

 “ジャリバリと すドラムに ジャズピアノ ”

 

そんなドラムが冒頭から長々とソロを展開。

有名なB#1「Night In Tunesia」。
しつこいドラムは置いといて、ースソロに注目して聴いて頂きたい。

 

音譜 「ジャリ・バリ」ドラムの勢いの中、ベースソロに目しお聴き下さい。