№1 激調!辛抱の後に《(加)ジョン・バランタイン(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
ジャズピアノ「ジョン・バランタイン」のレコード紹介です。音符

 

ナダ部隊はオーソドックス・タイプ?

キラキラ・ピアノ、まるでEUタイプ!

聴き応えは、れテナー&ドラムの絡み!

一句

 “辛抱す キラキラ・ピアノ ナダジャズ”

①『スカイ・ダンス』(88)
《Skydance/Jon Ballantyne》
ジョン・バランタイン(p)、ジョー・ヘンダーソン(ts)、ニール・スウェインソン(b)、

ジェリー・フラー(ds)。
《Joe Henderson Blog紹介》

⑨『Relaxin' At Camarillo』79 №9 時は経ってもインタープレイ

⑥『Tetragon』(67,68) №6 「型の無い」アドリヴ!テトラゴン


EUピアノのキララ感を漂わすバランタイン。
冒頭からキラキラ状景、淡々とトリオが進む。

まるでECMレーベル、静寂&キラキラ・トーンに嫌気が刺す。
随分間を置き、突如迫テナーが押し寄せる。
静けさを破り、力づくで吠えるテナー。


徐々にエスカレートしていくアドリブ。
奇人変人・狂ったようにフレースがれる。
叩きつけるドラムと共に、異常空間が堪らない。

脇役ジョーヘン狙いで買ったレコード。

狙いは的中、ジョーヘンのンパクトに納得。


メンバはジョーヘン(US)を除き、ナダ出身。
レーベルは加Justin Timeで現地録音。
カナダ部隊はオーソドックス・タイプが多い。

と思ってたが、ドラム中心に結構ヴィーだ。

 一句

 “辛抱す キラキラ・ピアノ ナダジャズ”

 

ドラムがみ、ジョーヘンのテナーが暴れ・増狂していく。

80年代のジョーヘンは軟弱音が多い。

だが、この1枚はパワーの聴き応えで楽しめます。
 

音譜 徐々に調していく変化をお楽しみ下さい。