(続)№4 脇役!ロマン消え失せ《(スイス)ロマン・シュヴァラー(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ロマン・シュヴァラー」のレコード紹介です。音符

 

ファンのB.ワトソン & R.シュヴァラー!

悲鳴・絶しまくり表現力、B.ワトソン!

-ソドックス過ぎて、R.シュヴァラー

一句

 “脇役で 消えしロマン シュヴァラーか”

④『ライヴ・アット・レヴァークセナー・ジャズテイジ』(86)
《LIve At Leverkusener Jazztage

/Klaus Ignatzek/Roman Schwaller 》
ロマン・シュヴァラー(ts)、ボビー・ワトソン(as)、

クラウス・イグナツェク(p)、マリオ・ゴンツィ(ds)、ディーター・ルルグ(b)。

《Roman Schwaller Bog紹介》

①『Roman Schwaller Quartet』(79) №1 狂気&ロマン!共演か 

③『Blue Energy』(87) №3 アヴァンギャルドは何処に


大ファンのB.ワトソンとR.シュヴァラーが脇を固めるり出し物レコード。
③『Blue Energy』の前年の演奏となる。

リーダ作①『~Quartet』は凄まじい演奏だった。

脇役に回ると当④も③もオ-ソドックス過ぎる。
迫力の無さにいつもがっかりする。
ライヴならもっとヒートしまくって欲しいんだが。

 一句

 “脇役で 消えしロマン シュヴァラーか”


一方ワトソンのアルトは吠えまくる。
悲鳴・絶しまくりの表現力は、いつもの本調子で嬉しさ倍増である。

勢いあるシュヴァラーはB#2「Conversation」。
き込むように吹きまくるテナーは圧巻。
ただ、ワトソンと比べれば迫力不足なのは否めない。

シュヴァラーはスイス、ワトソンはUS出身だが、とかくEUの録音が多い。
ベース・ピアノは独、ドラムはオーストリア、いつもの国籍部隊の演奏である。

 

音譜 最初のアドリブはワトソン、次にシュヴァラー、イヴ映像でご覧下さい。