№3 アヴァンギャルドは何処に《(スイス)ロマン・シュヴァラー(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ロマン・シュヴァラー」のレコード紹介です。音符

 

イグナツェク、るピアノ&リズム陣のソロ

シュヴァラー、ーソドックスなスタイルに

脇役だけに迫力が無い、少々きが・・・

一句

  “ 脇役の いつか爆発 待して ”

③『ブルー・エナジー』(87)
《Blue Energy/Klaus Ignatzek/Roman Schwaller 》
ロマン・シュヴァラー(ts)、クラウス・イグナツェク(p)、

ディーター・イルグ(b)、ジョリス・ダドゥリ(ds)。

《Roman Schwaller Bog紹介》

①『Roman Schwaller Quartet』(79)  ②『Salt Peanuts』(82)

№1 狂気&ロマン!共演か                             №2 塩落花生!テンション落ち


脇役参加のシュヴァラーだが、やっと3枚目を入手。
太く・硬い音質、切り立つ音のエッジが「サッ」と切込む。
この音はスイスのJ.コルトレーンとも呼びたくなるほどだ。

初リーダ作①『~Quartet』の有り余る馬力感。

それに比べれば、役だけにその迫力は及ばない。
②『Salt Peanuts』から5年後の録音。

②以上の脅しのテナーではあるが・・・。

今回のメンバはテナー・ドラムがスイス、ピアノとベースは独出身。

独での録音、レーベルは馴染みある伊RED。
いつもながらEU国籍軍で彩やか。

推しの1曲はB#4「More Than A Nightmare」。
聴き処はイグナツェクのしるピアノとリズム陣のソロ。

スリル溢れ・楽しめるる1曲である。
 

シュヴァラー、②・③と続くーソドックスなフレーズに少々飽きが。
音質に見合うヴァンギャルドなフレーズ、

①のようなアドリヴを期待してるんだが・・・。

 一句

   “ 脇役の いつか爆発 待して ”

 

音譜 ②『Salt Peanuts』に続きーソドックスなフレーズのシュヴァラーをお聴き下さい。