№1 痛み超え!スピリッチャルに《(ポーランド)トマシュ・スカルスキ(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「トマシュ・スカルスキ」のレコード紹介です。音符

 

ウクライナ難民、200万人超えの受入れ!

ポーランドの熱い、スピリチャル・ジャズに!

渾身の力で「なり」、劇的なシナリオ展開が!

一句

“痛みえ スピリッチャル・ジャズの ポーランド”

①『ザ・カルテット』(98)
《The Quartet/Slawomir Kulpowicz/Tomasz Szukalski》
トマシュ・スカルスキ(sax)、スワヴォミル・クルポヴィス(p)、

パヴエル・ヤルブスキ(b)、ヤヌス・ステファンスキ(ds)。

ポーランド「poljazz」レ-ベル

 

「ザ・カルテット」という単純なタイトル。

ところが、名に反して演奏は凄まじい。
ポーランド部隊がスピリチャルき出しで襲い掛かる。

社会主義国から民主国家へ移行。

今やウクライナ避難民を、200万人を超えて受入れる強い国。
このアルバムを聴き、彼らの熱いをスピリチャル・ジャズに観た。

多分ピアノがリーダ?
とは思うが、スピリチャル剥き出しのテナー・スカルスキに注目。
力を抜かない・渾身の力で「なり」たくるように吠える。

電気処理を掛けたウッドベースは初めてだ。
突拍子もない音が如攻めてくる。


劇的なシナリオ展開でアドリブが進む。
どんな曲でも張感が張り詰め・展開する。
ポーランド部隊に驚かせるばかりだ。

一句

“痛みえ スピリッチャル・ジャズの ポーランド”

 

レーベルはポーランド「poljazz」、現地録音。

 

音譜 98年のポーランドジャズ、熱いを堪能して下さい。