№1 インテリ臭!教師へ《ジョン・ラポータ(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ジョン・ラポータ」のレコード紹介です。音符

 

「カクカク・カカチ」したフレーズ!

上手だが、ンテリ臭い・面白みがない!

早々と現役引退、バークリー音楽院師へ!

一句

  “ 教師職 ンテリ臭さも ジャズの道 ”

①『クルックス・クリック』(56)
《Klook's Clique/ Kenny Clarke/John La Porta》
ジョン・ラポータ(as)、ドナルド・バード(tp)、

ロニー・ボール(p)、ウェンデル・マーシャル(b)、

ケニー・クラーク(ds)。

「パッ」としないラポータ、リーダ作はか。
当①のリーダはドラムのケニー・クラーク。

リーダ作は54年と早いが、数は少ない。
だから脇役のアルバムでも聴くしかない。
ミンガス・グループに居たから一端の方だろう。

だが、どうも「パッ」としなかった?

上手なのだが、面白みがない・勢いもない。
小利口なインテリさがつきまとう演奏だ。

 

どうも「カクカク・カカチ」したような・・。

フレーズは流れもせずメロディアス感が無い。
音質は少々硬く研ぎ澄まされている。


作曲にけてるようで、2曲のオリジナル。
どれも似たり寄ったりだが、B#1「Will Waill」がイチ推し。

 

熱量が少なくールでカクカク・フレーズが特徴。
リーダのクラーク(ds)は、特にアピールもしない。

淡々ペースのインテリ臭さを味わう、これがアルバムの特徴か。

結局、ラポータの演奏活動は短かった。

60年代にはバークリー音楽院で師を務めている。

 

音譜 「カクカク・カカチ」したようなフレーズ、お楽しみ下さい。