№1 音のグラジェーション《クインシー・ジョーンズ(arr.)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズアレンジャー「クインシー・ジョーンズ」のレコード紹介です。音符

56年・23歳、リーダビュー作

アドリブを浮き彫り、ラジェーション

ビッグバンド、まるで質なカルテット

一句

“ ビッグバンド 浮き立つ音の ラジェーション ”

①『ディス・イズ・ハウ・アイ・フィール・アバウト・ジャズ』(56)
《This Is How I Feel About Jazz/Quincy Jones》
クインシー・ジョーンズ(arr.)、アート・ファーマー(tp)、

フィル・ウッズ(as)、ズート・シムズ(ts)、他。

56年、クィンシーがこんなビッグバンドを
ビッグバンドを聴きたくて回したレコードだが。

驚いた、こんな質な演奏とは。

グラミー賞受賞、多くの作品をリリース。

今回は、23歳・初リーダ作を紹介。


気品溢れる4ビート、上質な響きが肌に優しい。
映画音楽を聴くるように劇的で迫力がある。
まさしく才気質のアレンジャー。


この初リーダ作には、クィンシーの原点がある。

有名人勢揃いのバンドの方々は、目立たない。
アンサンブルは個人のアドリブをき立たす。

 

バンドのグラジェーションを創る巧いアレンジ。
ビッグバンドでありながら上質なカルテットを楽しむ。

そんな覚を与えてくれる嬉しさがある。

 一句

 “ ビッグバンド 浮き立つ音の ラジェーション ”

 

音譜 ビッグバンドのラジェーションを創る巧いアレンジをお楽しみください。