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ジャズピアノ「メル・ヘンケ｣のレコード紹介です。
「カチッ・カクッ」摩訶不思議ピアノ！
流れる？ リズミカル？ ほど遠い！
ジャズ？ クラシック畑？ 何屋さん？
一句
“ あれはジャズ ジャンル不明は これもジャズ ”
①『ディグ』(54) 《Dig/Mel Henke》
メル・ヘンケ(p)、ビル・ニューマン(g)、ボブ・リード(b)、
ルー・シンガー(ds)。
②『ナウ・スピン・ディス』(55) 《Now Spin This !/Mel Henke》
メル・ヘンケ(p)、ビル・ニューマン(g)、ボブ・リード(b)、
シェリー・マンorサミー・ワイス(ds)。
摩訶不思議ピアノ。
「カチッ・カチッ」「カクッ・カクッ」のアドリブ。
素直な４ビートに乗せてくれない。
名前からして独系だが、演奏が独そのもの。
「ガツ～ン・ガツ～ン」ブロックコード叩きまくり。
ジャズを臭わせるシングルトーンで聴かせない。
流れるメロディー？ リズミカルな乗り？
そんな演奏とはほど遠い。
たまのメロディーは、不協和音混じりで「カク・カク」。
詳細な履歴は不明、クラシック畑の方か？
一句
“ あれはジャズ ジャンル不明は これもジャズ ”
誰に似てる？ と聞かれたら、
アンドレ・プレヴィン(p)よりもっと強い音。
もっと乗りづらいピアノ、 というか・・・。
異なるアルバムですが、これよりもっと乗りづらいアルバムです。
