№2 胃もたれ!濃縮濃厚ブルース《ジョニー・ホッジス(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ジョニー・ホッジス」のレコード紹介です。音符

 

まるで濃縮・厚豚骨らーめん

過大な節回し、脂っ濃く・もたれ

「かす・す」吐息、よだれ混じりに

 

一句

 “ 豚骨を 超えたさの ブルースよ ”

②『ブルース・ア・プレンティ』(58)
《Blues-A Plenty/Johnny Hodges》
ジョニー・ホッジス(as)、ロイ・エルドリッジ(tp)、

ヴィック・ディッケンソン(tb)、ベン・ウェブスター(ts)、

ビリー・ストレイホーン(p)、ジミー・ウーデ(b)、サム・ウッドヤード(ds)。

 

《Johnny Hodges Blog紹介》

①『Creamy』(55)№1 艶!アルト・ビッグ3


この②は、ホッジスのソロが多く聴ける。

アルト特有の・ホッジスのがたっぷり堪能できる。

1曲目から「ぐいぐい」アルトが鳴く。
メロディーの抑揚&強弱の「ねり」は感情のピークに。

表情豊かなメロディーは他のアルト屋にはない。

まるで濃縮・濃厚豚骨らーめんのように。

オーバーに・超過大な歌い回しは御見事。
押し付けがましく迫る起伏はもたれする程しつこい。

この②は全曲ブルースで埋め尽くされている。
くどくどしいっこさは、ブルース臭で益々しつこさが増す。
「ねちねち」しつこいブルースがお好きな方には最適。

 

 一句

  “ 豚骨を 超えたさの ブルースよ ”


そんな演奏ばかりの中で、テナーと間違える程の曲。

B#2「Satindoll」、「息」のアルトを聴かす。
こんな「カスカス」すれ・よだれのアルトが又、風流です。

 

音譜 「ねちねち」脂っ濃さと異なる「かすす」の擦れ音をお楽しみください。