№1 叩くほど!騒音雑音《フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズドラム「フィリー・ジョー・ジョーンズ」のレコード紹介です。音符

 

ドラム・リーダの演奏、きになれない
雑音楽器ドラム、叩くほど・るさいだけ

スリリングな4バース、センス&テクで


一句

 “ 叩くほど 音雑音 ドラムソロ ”

①『ブルース・フォー・ドラキュラ』(58)
《Blues For Dracula/Philly Joe Jones》
ナット・アドレー(tp)、ジュリアン・プリースター(tb)、

ジョニー・グリフィン(ts)、トミー・フラナガン(p)、

ジミー・ギャリソン(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。

ジャズはドラムで聴く。

という程、ドラムきな私だが。


ドラム・リーダのレコードは好きになれない。
やたらとドラム・ソロが多く、そして長い。
元来、音の楽器、延々と叩けばうるさいだけ。

 

 一句

 “ 叩くほど 音雑音 ドラムソロ ”

 

当①のように3本以上のホーンを使うことが多い。

ダイナミックな音に拘り、アドリブがしめない。


フィリー・ジョーはロイ・ヘインズに似てる 
やたらと左手でスネアドラムを叩き、

常に「ジャカ・ジャリ」と絶間なく・・・。

フィリー・ジョーの好きなとこは、4or8バースが巧い。
リリングに連打する技はオンリーワン。


この①はパワーをブチ込み、音がでかい。

ソロが調で長く、魅力に欠ける。
リーダアルバムより、サイドメンの作品がベスト。

 

A.ペッパー「Meet the Rythm Sections」。

55年以降のマイルスGでの活躍はるものがある。

マイルス曰く「煙草に火をつけるライター」と、称した。

 

音譜 パワーをブチ込み・かい音のフィリー・ジョーをお楽しみください。