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ジャズサックス「コールマン・ホーキンス」のレコード紹介です。
3年後、69年・65歳で他界!
半世紀超え、現役テナーマンを!
息絶え絶え、途切れ途切れの「悶え」が!
一句
“ 魂の 吐息やテナー 炎消し ”
⑫『シリウス』(66)
《Sirius/Coleman Hawkins》
コールマン・ホーキンス(ts)、バリー・ハリス(p)、
ボブ・クランショウ(b)、エディー・ロック(ds)。
《Coleman Hawkins Blog紹介》
⑩『Jazz Version of No ~』№10 淀みの音に!ピアノ浮き
⑪『Make Someone ~』 №11 どっぷり酔う!ムード歌謡
亡くなる時まで現役だったというホーキンス。
この演奏の3年後、69年・65歳で他界する。
当⑫は66年の演奏で、没後74年にリリース。
15歳の頃から一端のテナーマンで活動。
ギャラに恵まれ派手な人生だったという。
そのせいか? 60年代の演奏は音に勢いがない。
スローテンポに身を委ね「だら~」とし、
「ぼ~・ぼ~」のだるい音が耐えられない。
「わびさび」極値的音、
「枯れた」感が男の「憂い」をそそる。
ともいえるが・・・。
「Time On My Hands」のソロが聴き処。
息絶え絶え・途切れ途切れの音。
永きテナーマンの「悶え」にも聴こえる。
一句
“ 魂の 吐息やテナー 炎消し ”
69年他界の時、J.コルトレーンは既に他界。
スィング~モダンジャズ、半世紀に渡り現役で吹き続けた。
コールマン・ホーキンス、凄いもんではある。
息絶え絶え・途切れ途切れ、永きテナーマンの「悶え」をお聴きください。