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ジャズサックス「コールマン・ホーキンス」のレコード紹介です。
C.ホーキンス&B.ウェブスター共演!
野太い・だみ声オヤジ「ど突き」合い!
激突個性・「四の字固め」せめぎ合い!
一句
“せめぎ合う 艶と悶えに 音の性”
②『エンカウンター』(57)
《Encounters/Coleman Hawkins》
コールマン・ホーキンス(ts)、ベン・ウェブスター(ts)、アルヴィン・ストラー(ds)、
オスカー・ピーターソン(p)、ハーブ・エリス(g)、レイ・ブラウン(b)。
《Coleman Hawkins Blog紹介》
①『Hollywood Stampede』№1 敗戦の年!ジャズテナーの父は
C.ホーキンス&B.ウェブスターのテナー・共演。
似たような連中のアルバム。
創ったのは大御所ヴァーブ・レーベル。
売筋を掴んだ上手い商売だ。と、呆れてしまう。
実際、良く売れたらしく代表作の1枚に上がる。
昔のテナーの方々はとにかく音が「太い」。
だみ声オヤジ2人が「ど突き合って」るような。
プロレスラーの「四の字固め」のような。
がっぷり組んだ迫力は凄い。
だが、2人の個性は全く異なる。
バラードでは艶あるテナーのホーキンス。
息絶え絶え・ヴィブラートのウェブスター。
一句
“ せめぎ合う 艶と悶えに 音の性 ”
2人の個性を凝縮し「聴かす」アルバム。
速いテンポのホーキンスは、お下劣・下品に。
ブロウとホーンカーの汚さが嫌になってくるが。
「艶」のホーキンス&息絶え絶え・ヴィブラートのウェブスターをお聴き下さい。