№1 安酒場!「ズン・チャ」ピアノ《ファッツ・ウォーラー(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ファッツ・ウォーラー」のレコード紹介です。音符

 

安物ピアノで「ズン・チャ・ン・チャ」

場末居酒屋、トライド・ピアノで・・

き良きアメリカに想いを寄せ

一句

 “安酒場 「ン・チャ」ピアノに 想い馳せ”

①『エイント・ミスビハヴィン』(56リリース)
《Ain't Misbehavin'/Fats Waller》
ファッツ・ウォーラー(p)、他。

ストライド・ピアノの元祖ファッツ・ウォ-ラー。


「ストライド?」耳にはするが、どんな弾き方か。
「ズン・チャ・ン・チャ」低音と和音を交互に。
足の動き「ストライド」に似てるから、だという。

ウォーラーは1904年生れ、43年・39歳で他界。
スィング~ビ・バップへの移行時期に他界。

30年頃にはストライドピアノで一世を風靡した。

アメリカの場末酒屋、どんちゃん騒ぎの中。

「ズン・チャ・ズン・チャ」。

安物ピアノで弾きまくる。
 

陽気な歌で叫びながら飲み・楽しむ。

そんなスタイルがぴったりのピアノ。

 

当①は56年リリースされたオリジナル盤。
多分、演奏は30年頃と思われる。
き良きアメリカに想いを寄せる、そんなイメージの演奏だ。 

 

 一句

 “居酒屋の 「ン・チャ」ピアノに 想い馳せ”

 

音譜 安物ピアノで「ズン・チャ・ン・チャ」、旧き良きアメリカが想い起こせます。