№1 田舎臭い!田んぼのあぜ道で《ボブ・ブルックマイヤー(vtb)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
   ジャズトロンボーン「ボブ・ブルックマイヤー」のレコード紹介です。ルンルン

 

洗練された西海岸・白人アンサンブル??

粋が無い 舎臭い「牧歌的」サウンド

田んぼのぜ道で、「ブッカ・ボッカ(牧歌)」と・・・

一句

 “ 牧歌ジャズ 田んぼのぜ道 ステージに ”

①『トラディッショナリズム・リヴィジテッド』(57)
《Traditionalism Revisited/Bob Brookmeyer》
ボブ・ブルックマイヤー(vtb,p)、ジミー・ジェフリー(cl,bs,ts)、

ジム・ホール(g)、デイヴ・ベイリー(ds)、ジョー・ベンジャミンorラルフ・ペナ(b)。
《J.J.Johnson Blog紹介》

③『J.J. In Person』(58)        ④『JAY & KAI』(54)

№3 コンサート!実直に・淡々と              №4 バオ~ン!喧嘩・巨大像2頭

⑤『The Great Kai & J.J.』(60)

№5 リニューアル!華麗なサウンドへ


これはウェスト・コースト(西海岸)のパシフィック・レーベル。
練された白人のアンサンブルを想定するが。
ビ・バップorディキシーと、ちょっと古いスタイルの演奏。
西海岸でこれでは「サイ」。

 

ブルックマイヤーは生涯トロンボーンでもヴァルブに拘った。
ヴァルブだから切れの良い音を期待する。

だが真逆・「舎臭い」音、粋な感じがない。
 

J.J.のような力強さ・艶の音ではない。
らしない? センスが無い と、言うのか。

良く言えば、「歌的」。
テナーの音も「田舎臭い」。

両者揃って「田んぼのぜ道」で「ブッカ・ボッカ(牧歌)」と、

やらかしているイメージ。

 一句

  “ 牧歌ジャズ 田んぼのぜ道 ステージに ”


ジャケットは、都会感覚のバーで迫る。

だが、演奏からはとてもそんなイメージは湧かない。

Traditionalism Revisited、統主義への回帰ってか。

 

音譜 「牧歌的」香り漂うホンノリとしたヴァルブ・トロンボーンの音をお楽しみ下さい。