№5 リニューアル!華麗なサウンドへ《J.J.ジョンソン(tb)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
   ジャズトロンボーン「J.J.ジョンソン」のレコード紹介です。ルンルン

 

“J & K” 解散後の活アルバム

「バリ~ン」象のえトロンボーンが消えた

エリート臭い・麗なサウンドにリニューアル

一句

“ リニューアル 麗なサウンド ジェイとケイ ”

⑤『ザ・グレイト・カイ・アンド・ジェイジェイ』(60)
《The Great Kai & J.J./J.J. Johnson》
J.J.ジョンソン(tb)、カイ・ウィンディング(tb)、ビル・エヴァンス(p)、

ポール・チェンバースorトミー・ウィリアムス(b)、

ロイ・ヘインズorアート・テイラー(ds)。

《J.J.Johnson Blog紹介》

①『The Eminent ~』(53)   ②『Dial J.J. 5』(57)

№1 「ズ・バッ~」速射砲トロンボーン    №2 注目!B.ジャスパー&リズム陣

③『J.J. In Person』(58)        ④『JAY & KAI』(54)

№3 コンサート!実直に・淡々と              №4 バオ~ン!喧嘩・巨大像2頭


サブタイトルどおり、Kai&J.J.のアゲイン・活アルバム。
56~58年に活躍したコンビ、その後も断続的に。
当初、れまくったから再度「いい目をしたい」。

その願望・復活ってとこか。

④『KAI & J.J.』は、「バリ~ン」遠え象のトロンボーンだった。

随分と変わり、当⑤はセンスとゴージャズ感で狙う。
 

やたらめったら迫力の「バリ~ン」で攻めない。
品良く・麗なサウンドを織り成す。
ピアノにエリートのエヴァンスを起用。

そんなとこが当初コンビ④とは、いを変えてきた。

 一句

 “ リニューアル 麗なサウンド ジェイとケイ ”


選曲の良さ&レンジの巧さは抜群。
乗りも良く、スィング感たっぷりで聴かす。


「どっちが誰」と気になるが、左がJ.J.・右がカイ。

J.J.はスマートでの輝き・エリートの匂いがプンプン。
その反面、カイは泥臭く・ウォーム感でジャズ臭さが迫る。

④と比べると物足らなさを感じる。

異色のトロンボーン・ジャズは粋なBGMには最適。

 

音譜 1曲目、トローンボーンの豊かな音の復活アルバムをお聴き下さい。