(続)№4 「クェエ~」!鳴叫ぶ親分鶏《デイヴィッド・リーブマン(ss)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「デイヴ・リーブマン」のレコード紹介です。ルンルン

 

「Footprints」、イルスの『Miles Smiles』にも収録

クェエ~」W.ショーターに優る、リーブマン

T.ウィリアムスに到底及ばないフォスター

一句

   “ 鶏も れをなすや リーブマン ”

④『ペンドラム』(78)
《Pendulum/David(Dave)Liebman》
デイヴィッド・リーブマン(ts,ss)、

ランディー・ブレッカー(tp)、リチャード・バイラーク(p)、

フランク・ツーサ(b)、アル・フォスター(ds)。

 

《Dave Liebman Blog紹介》
②『Quest』(82)№2「パワー&破壊力が新たな道を

③『Homage To Coltrane』№3 魂の叫び!ソプラノが吠え・・

 

久し振りにリーブマンのテナーを聴いた。
1曲目タイトル曲はバイラークのオリジナル。

リーブマンのテナーが逆上しえる。

イチオシはB#2「Footprints」。
イルスの有名アルバム「Miles Smiles」の曲。
W.ショーターの作曲で、ドラムはT.ウィリアムス。
当④のリーブマンとW.ショーター、

ドラムは当④のフォスターとT.ウィリアムスを比べると。

クェエ~・クワァ~」。

鶏舎で一番でかい親分の鶏が鳴き・叫ぶ。
リーブマンのソプラノが終始「クェエ~・クァア~」。
ショーターがいだからリーブマンにぞっこん・はまる。

 一句

 “ 鶏も れをなすや リーブマン ”


「ドタバタ・ドタバタ」。

フォスターのドラムはで品が無い。

まるで、ロックのドラムの低い響き。
 

一方、マイルスGのT.ウィリアムスは。

張感溢れるドラム。

この④にウィリアムスが加入すれば、最上の曲が聴けるのだが。


N.Y.C.ヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ録音。
ドラムの粗い音を除き、ライヴと思えぬ良い録音。
又、パフォーマンスの派手さも無く、の高いライヴ演奏だ。

②『Quest』(82)の4年前の演奏。

メンバはピアノのバイラーク、ドラムのフォスターが同じ。

の要」的な存在だったんだろう。

 

音譜 「クェエ~・クワァ~」鶏舎の親分の鶏がき・叫ぶリーヴマンをお楽しみ下さい。