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ジャズサックス「デイヴ・リーブマン」のレコード紹介です。
津波、雪崩を受け留めるエネルギー感!
メロディー・リズム・コード&4人の編成!
②『クゥエスト』(82)
《Quest/Dave Liebman(ss)》
デイヴ・リーブマン(ss)、リッチー・バイラーク(p)、
ジョージ・ムラーツ(b)、アル・フォスター(ds)。
《Dave Liebman Blog紹介》
①『Dedications'』(79)№1 弦楽四重奏団?指揮者も?
津波、雪崩を全身で受けるエネルギー。
そんな凄まじいエネルギーを感じる。
メロディー・リズム・コード&4人の編成。
たったこれだけの要素しかない。
なのに、経験したことのないパワー・破壊力を感じる。
強靭なピアノのブロックコードを叩き込む。
ドラムのインタープレイがエネルギーを増幅。
馬のイナナキ・悲鳴をもたらすソプラノ。
そんな甲高い音が、ピアノに被さる。
「迷路」に連れ込まれ、行き場を失った感覚に陥る。
「Softly As In A Morning Sunrise」。
多くの演奏を聴いたが、新たなイメージがする。
ピアノのリズム・パターンのせいだろう。
この斬新さに衝撃を受ける。
マイルス・グループを脱退後。
70年代フュージョンど真ん中で活躍。
道に迷った末の弦楽四重奏団①『Dedicatgions'』。
3年後の当②、やっと新たな道を切り拓いた。
と、同時に混沌とした時代の終焉を迎えた演奏。
4ビート、フュージョンを超えた。
従来の枠組みに収まらない極上の1枚といえる。
キーワードはリッチー・バイラーク(p)との出会い。
今後、多くのレコードを発表していくこととなる。