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ジャズサックス「ウォーン・マーシュ」のレコード紹介です。
「ぬるま湯」暖音に浸かり、元気盛々も・・・
ガサガサとジワッと絞る「わびさび」感も・・・
ウエストコースト・ジャズを楽しむ１つかな！
一句
“暖音に 浸かりてジャズ聴く わびさびや”
②『ウォーン・マーシュ・カルテット』(57)
《Warne Marsh Quartet》
ウォーン・マーシュ(ts)、ロニー・ボール(p)、
レッド・ミッチェル(b)、スタン・レヴィー(ds)。
《Wrane Marsh Blog紹介》
①『Jazz Of Two Cities』ウォーン？「ウォーム」ってな音！
L.コニッツは12枚、W.マーシュは２枚目の「ウォーム」連チャン。
たっぷりと「ぬるま湯」に浸かってると、頭がボッ～と・・・。
気分転換に、勢いある元気盛々が欲しくなる。
要望に応えた・スーピードにのった曲A#3「Playa Del Rey」。
アタックの音が強く、グッとフレーズを持ち上げる緊張感がイイ。
エリート臭いアルバムだが、この曲にはドラムソロがある。
インパクト強く・迫力で駆け抜ける爽快な１曲だ。
B#2「Everything Happens To Me」スローな曲。
「ガサついた」ノイズがのったような音。
「ガサガサ」の音を、控え目に「ジワッ」と絞る・高域の音。
暖音な空気を潤す、この「わびさび」が堪らない。
小さな音だから余計に緊張感を与える。
ウエストコースト・ジャズを楽しむ１つの聴き方かな。
一句
“暖音に 浸かりてジャズ聴く わびさびや”
スピードに乗った爽快な１曲、珍しくドラムソロが 《Playa Del Ray》
「わびさび」のガサついた音が緊張感を・・・ お聴き下さい 《B#2》
