№8 ハサミでばっさり最高傑作《リー・コニッツ(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「リー・コニッツ」のレコード紹介です。ルンルン

 

録音テープ、ハサミで「サッ」切落し編集

その結果、USで高評価・最高

熱狂ライヴ強の「ウォーム」感

 

一句

 “悪いとこ ばっさり切りて 最高に”

⑧『ザ・リアル』(57)
《The Real/Lee Konitz》
リー・コニッツ(as)、ビリー・バウアー(g)、

ピーター・インド(b)、ディック・スコット(ds)。


《Lee Konitz Blog紹介》

⑥『L.Konitz With W. Marsh』煮え切らず・生殺しのクールジャズ

⑦『Inside Hi-Fi』(56)№7「理屈臭い音!飽きがきて・・


このレコードは少し変った性格。
ベースのP.インドが自ら録音したライヴ演奏。
コニッツが、録音テープにハサミを入れ集。

都合の悪い演奏は「バッサ・バッサ」り落した。
 

ジャズでは有り得ないのだが。

フェイドインの演奏があったり・・・。 
良いところ取りの結果 

USで高評価、作とされる。

 

 一句

 “ 悪いとこ ばっさり切りて 最高に ”


この演奏も「理屈臭い」音・クール。
以前と異なり論理的り性の音と少し違う。
⑦のように熱く演奏するタイプとも違う。

音質の「ウォーム」感はこれまででも強い。
良く唄うフレーズである。

最も「間臭い」人情・感情を全面に押し出す。

ライヴの熱狂&客サービスを意識したのか。


P.デスモンドの柔かい音に「リハリ」を付けた・・・感じか。
こんな表現豊かな音なら、国内ファンが増えたのでは。

 

音譜 US高評価・最高傑作!「情」を現した音をお聴き下さい