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ジャズピアノ「クラウス・イグナツェク」のレコード紹介です。
臭い&色に染まったジャズ、敬遠?
独人ピアノ、無色透明・無臭EUジャズ、人気!
軽薄短小・無味無臭時代、EUジャズが最適?!
一句
①『ジャカランダ』(87)
《Jacaranda/Klaus Ignatzek》
クラウディオ・ロディッチ(tp,flh)、
パウロ・カルドッソ(b)、マリオ・ゴンヂ(ds)、クラウス・イグナツェク(p)。
近年、ヨーロッパのジャズピアノが脚光を浴びてるようで。
火付け役は評論家・寺島靖国氏と思われるが。
昔からのジャズ臭さが敬遠されるのか。
ヨーロッパのピアノは音・フレーズもクリーン。
50,60年代の臭い&色まみれのH.バップとは雲泥の差。
当時のUSピアニストは我流からのし上がった連中が多い。
「このピアノは○●」と、分るほど癖の固まり・体臭がブンブンする。
EUピアノはクラシックの素養があるのか? と、思うほどテクは抜群。
イグナツェクは西独、独人らしく少々音が硬い。
無臭・脱臭剤で覆われた?
と思うほど臭いが無い。
メロディーは豊かだが、無色透明・無臭ジャズではノリが無い。
一句
“ 無味無臭 何にこだわり ジャズを聴く ”
ラッパのC.ロディッチはブラジル出身。
西独人・イグナツェクのオリジナル、ラテンリズムのタイトル曲「ジャカランダ」。
ブラジル人は優しく・軽くサンバに乗るが、独人はサンバに乗ってない。
無味無臭ジャズはジャズに非ずか?
軽薄短小・無味無臭環境時代の人間にはEUピアノが最適か。
独人ピアノ&ブラジル・ラッパの「サンバのノリ」をお聴き下さい。