(続)№4 ありきたり!柔を失くし《ジョニー・スミス(g)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ギターご訪問ありがとうございます。
 ジャズギター「ジョニー・スミス」のレコード紹介です
。 ギター

「ポッ~ン」と弾く・太く・丸く・フトな音は・・・

西海岸・白人ギタリスト特有のリッドな音に

こんなありきたりなスミスの値は無い?!

 

一句

   “ 柔らかな 音を失くして りきたり ”

④『ザ・ジョニー・スミス・カルテット』(55)
《The Johnny Smith Quartet/Johnny Smith》
ジョニー・スミス(g)、ボブ・パンコウスト(p)、

モウシー・アレクサンダー(ds)、ジョージ・ロウメイニス(b)。

 

《Johnny Smith Blog紹介》

②『In A Mellow Mood』№2「Sprite!」偲ぶ甘口清涼飲料感

③『In A Sentimental Mood』№3 美しさ&スリル!惚れ惚れし

③『In A Sentimental Mood』と同年録音。

だが、音質が随分変った。
「ポッ~ン」と太く・丸く・ソフトな音。
音の芯はシッカリしているが、
綿飴で包まれた柔かい音。
 

誰にも出せないこの音が出ていない。
少々ソリッド、表面の綿飴が
まったような。

ジミー・レイニーのような音。

 

スミスは西海岸・白人ギタリスト。

このリッドな音なら、まさしく西海岸。

 一句

 “柔らかな 音を失くして りきたり”

 

①~③はジャズい匂いは殆どない。
「ヴァーモントの月」なんか
ードギター 

と、硬派は言うかも。


少しソリッドな当④もジャズの匂いは殆ど無い。
西海岸特有のリズムの
レが強くでている。
こんなありきたりの音質なら、スミスの
値は無い。

 

音譜 少々ソリッド、表面の綿飴がまったような。そんなスミスをお楽しみ下さい