№6 生かすも殺すもドラム・テク《バーニー・ケッセル(g)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

♪♪ジャズギター「バーニー・ケッセル」のレコード紹介です。♪♪
 

一番気・第2集『 Ride Again ! 

ドラムの自由自在に操るテクに了され

心ときめく・ギター&ドラム「奏曲」
一句

   “ 活きの良さ ドラムのテクに 了され ”

⑥『ザ・ポール・ウイナーズ・ライド・アゲイン』(58) (第2集)
《The Poll Winners Ride Again !/Barney Kessel》

【YouTubeリンク:The Poll Winners Ride Again !/Barney Kessel】

バーニー・ケッセル(g)、レイ・ブラウン(b)、シェリーマン(ds)。
 

《Barney Kessel Blog紹介》

⑤『The Poll Winners』オヤジギャグ?棒(POLE)掴みPOLL! 

 

④『Let's Cook !』(57)Let's COOK ! 全員サバイたろか!


⑤に続き、このジャケットでもオヤジ・ギャグ。
メリーゴーランドに乗り、

3人揃って棒「POLE」に掴まる。
「POL
L」 Winners(人気投票の勝者)の意味だが。

このグループで5作品発表し、

この第2集は1番人気と言われる。
同感である。

 

第1集の⑤と大きく異なる人気の理由がある。

ケッセルの音に勢い・弱・アタックの明瞭さ等変化が豊で楽しさが満喫出来る。

S.マンのワイヤブラシの強さとキレがイイ。

ワイヤブラシが鮮魚の如く活き活き飛びね、

ギターに絡む。
 

マンの大技・小技・強弱・高低&間のとり方が

ギターと息ピッタシ。
音を自由自在に操るテクに魅了され

 

くわく・どきどき」感で胸が躍る。

まるで、ギターとドラムの奏曲を聴くように。

 

 一句

 “ 活きの良さ 生かすも殺すも ラムかな ”


アレンジは誰が 

とても一発勝負のアドリヴではない。
起承転結にまとまり、聴かせ所の
を押さえている。

 

ギタートリオにありがちな単調さ・飽きは一切無い。
これが、第2集『~Ride Again ! 
一番人気の理由