№1 小型テナー? ズ太く・強いアルト?!《ジェームス・スポールディング(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

「小型テナー版」アルトと思えない太い音

T.モンクのテーマで「カク・ク」切れ良く・力強く・・・
リムショットの衝撃打! テンション上昇!!

一句

   “ 小型テナー ズ太く強く り詰め ”

①『ブリリアント・コーナーズ』(88)
《Brilliant Corners/James Spaulding》
YouTubeリンク:https://youtu.be/H9-hksefcS8?list=RDH9-hksefcS8 》
ジェームス・スポールディング(as,fl)、ウォレス・ルーニー(tp)、マルグリュー・ミラー(p)、
ロン・カーター(b)、ケニー・ワシントン(ds)。

T.モンクのテーマにのり表現力豊にアドリヴを翔ばす。
アルトの表現力をえ、面白いフレーズがバンバン翔び出す。

これは中々の聴かせ所。

60年代以降、脇役参加&リーダ作は無数にある。
だが、どうも有名人に成り切れない。自分もこれが初購入。
フルートが大いだから、アルト&フルート両刀使いのこの人に無関心だった。

 

このレコードも半分はフルートの演奏、片面てたようなもの。
マァ~こんな理由でスポールディングは好きでもこれ1枚。
多分、同じ理由で嫌う方々が多いのでは?

アルトの音とは思えない程太いアルト。
太さ&力強さでグイグイ押し込み、「型テナー版」ともいえる程。
T.モンク特有の「カク・ク」したテーマの曲調に合わせたアドリヴがイイ。

太く・力強い音が「カク・カク」とれ良く吹き上がる。
強烈なンパクトのドラムと絡み合い最高にスリリングな演奏を聴かす。

 

一句  “ 小型テナー ズ太く強く り詰め ”