№1 「巧い」のか?「器用な!」では??《ビル・イーズリー(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

豊かなメロディーが次から次へとき出す

い」!!しかし、一貫性・節操が無い

何でも出来るって・・・・・「用な」

①『ファースト・コール』(90)
《First Call/Bill Easley(as)》

YouTubeリンク》

https://youtu.be/m1xMJ2PYVAQ?list=OLAK5uy_kCNgO8W15EbsOiFk3rRsb7EIkDWnSPugc
ビル・イーズリー(as,ts)、ビル・モブレイ(tp)、グラッディ・テイト(ds)、

ローランド・ハナorジェイムス・ウイリアムス(p)、JJウイギンスorデイヴ・ジャクソン(b)。

この演奏、BGM??とにかく良く唄う。

豊かなメロディーが次から次へ良くき出てくる。と、感心してしまう。
高域のトーンを滑らせながら綺麗に流し続ける。

ヴィヴラートが何ともイタに付いたフレーズ。だが、気が刺してくる。


曲毎の表現が全て異なる。

伴の間奏を聴くように、あらゆるフレーズが飛び出す。
メローな曲調でアドリヴを、次は愉快に楽しく、バップのように。

 

ズゥ~~と、聴くと「操が無い」と、思えてくる。

嫌らしいジャズマン? 一性が無い。
何でも出来るから素晴らしい。というのが、一般的か。

しかし、こんなの「い」とは言わない。

何でも出来る奴は「用な」という形容詞をあてがう。
イーズリーはその代表選手、国内ではそんなラベルが貼られるだろう。
一貫して4ビート・カルテットを演れば、案外「中々のノリ」的なレコードになる。

と、思うのだが、どうだろう。