№2 「強さ」から「柔さ」へ《ジョン・マクニール(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「ジョン・マクニール」のレコード紹介です。ルンルン

 

2年前の①『Faun』、靭な音を放った

景描写のジャズに激変

るばかりがイイとは限らないが・・・


②『クリーン・スイープ』(81)
《Clean Sweep/John Mcneil(tp)》
ジョン・マクニール(tp)、デイヴ・リーブマン(ss)、

ジョアン・ブラッキーン(p)、ルーファス・リード(b)、ビリー・ハート(ds)。

 

《John Mcneil Blog紹介》
 ①『Faun』(79)№1 ジャズのエネルギーが呑み込む

 

①『Faun』から2年後の録音、分と変わった。
①はF.ハバード(tp)もどき。

強さ&勢いで吹きまくった。
このアルバムは強さ以外の意味で凄い。

 

アドリブが当前に進行する曲は1曲だけ。

他の曲は穏やかに景表現をする。

漂うようにアドリブが流れていく。

A#1「Early Flight」。

リズム陣がインタープレイで常に絡む。
ハート(ds)はンタープレイが素晴らしい。
ピアノ・ベース一丸となってサックス、ペットに絡み付く。


ジャズの本質、醐味を如何なく聴かせる。
リーブマンの感情表現は、「巧い」の一言。
一番ツマランのはリーダのマクニール、表現力が乏しい。

 

私の好みは、ンタラ・チンタラ情景表現するよりA#1の1曲。

昔ながらにアドリブ渡しを演りつつ、リズム陣が絡んでくる。
このスピードとスリル感がたまらなく好きだ。

 

音譜 A#1、この曲だけインタープレイの醐味を聴かす。特にドラムを注目。