№2 骨太トーンで聴かす《フランク・ストラッゼリ(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。

        ジャズピアノ「フランク・ストラッゼリ」のレコード紹介です。ルンルン

 

「死っ茶化・っ茶化」ピアノは何処行った

貴公子ピアノが、

トーンのファンキー・カラーに

②『グルーヴィン・ブルー/カーティス・アーミー&フランク・バトラー』(61)

《Groovin`Blue/Curtis Amy(ts)Frank Butler(ds)/Frank Strazzeri》
フランク・ストラッゼリ(p)、カーティス・アーミー(ts)、フランク・バトラー(ds)、

カーメル・ジョーンズ(tp)、ボビー・ハッチャーゾン(vib)、ジミー・ボンド(b)。

《Frank Strazzeri Blog紹介》

①『That's Him&This Is New』(69)

№1 ピアノの貴公子?!


①『That's Him&This Is New』の8年前の録音。
公子ピアノの初期の頃が気になり、

サイドメンの加入だが引っ張り出した。


ミディアムテンポでァンキー・カラーたっぷり。

アドリブもバックもグループに馴染んだファンキーどっぷり。


①の妙竹林な不協和音もフレーズも無い。
強いタッチでシングルトーンを叩き出す。

ボビー・ティモンズ(p)の「太トーン」ってとこ。

テナーもペットも少々サツな音色でファンキー一色。

とてもウエストコースト・サウンドとは思えない。

ドラムがイイ。

強く重いインパクトのある音は「ッ」の1発音で聴かす。


このアルバムでのストラッゼリは①とは人。
朴とつに叩く鍵盤の音は強く・重く、ドラムと巧くシンクロ。

グループのファンキーカラーにドップリ漬かっている。

得意技「2面性」の真ともな方を聴かせている。

 

音譜 ピアノの貴公子に成り上る以前(8年前)の強いピアノタッチをお聴き下さい。