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ジャズサックス「チャールズ・マクファーソン」のレコード紹介です。
スイング界をブッ壊して誕生したビ・バップ!
60年代、今更ビ・バップ? 泥臭く・芋臭い!
センスの欠けらも無いマクファーソンだが?
《Bebop Revisited !/Charles Mcpherson》
チャールズ・マクファーソン(as)、カーメル・ジョーンズ(tp)、バリー・ハリス(p)、
ネルソン・ボイド(b)、アル・ヒース(ds)。
「何じゃコリャ~」と驚く。64年にビバップ、テーマもビバップ。
久し振りにこんなの聴いたが、何てチンケなアドリブか。
スイングの世界をブッ壊して、一世を風靡したビバップだが。
マクファーソンの初リーダアルバム。
演奏が泥臭い・イモ臭い、センスの欠けらも無い。
この男、黒人のパーカーと称されてもしょうがない。
タイトルが「ビバップ・リビシッド」、まさしく「ビバップの再来」。
64年で今更かよ、だ。
59年にNY上京後、ミンガス・グループに参加。
とても、そんなキャリア組とは思えない。
叉、ペットのジョーンズも同じようにチンケ。
ところが、ピアノのアドリブで少し世界が変わる。
流石、バリー・ハリス。やっと真ともなサウンドが聴ける。
マクファーソンも少しイイとこがあるのは、B#2のバラード。
今までの荒くたい音は何処行ったのか。
と、思える程、歌心のあるメロディーを聴かす。
60年代に入ってビバップも有りか。と、思えばコレまた楽しい。
ビ・バップの再来を充分にお楽しみ下さい