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ジャズサックス「ハンク・モブレー」のレコード紹介です。
全曲、モブレーのオリジナル!
斬新、B.ヒギンズのドラム!
乗れないモブレー&乗りまくるマクリーン!
⑮『ハイ・ボルテージ』(67)
《Hi Voltage/Hank Mobley》
ハンク・モブレー(ts)、ブルー・ミッチェル(tp)、
ジャッキー・マクリーン(as)、ジョン・ヒックス(p)、
ボブ・クランショウ(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)。
《Hank Mobley Blog紹介》
⑬『H. M. Quartet』№13 ガマ蛙!有名ジャケットを超えた?
⑭『Mobleys Message』(56)№15 駄才ジャケットは演奏も?
「ださい!」
⑧『Dippin'』⑨『A Caddy For Daddy』、
に続いて「ダサイ」。
全曲オリジナルで、8ビートを多用。
好んで8ビートの曲を書くが、ものにならないのは本人。
このアルバムも3ホーン。
遠慮がちは変らず、J.マクリーンが立役者。
単純4ビートを叩かないB.ヒギンズは斬新。
モブレーのブチ切れ「カク・カク」フレーズ。
これが、ビートに乗れない。
巧くビートに乗るのは、マクリーンのアルト。
ブチ切りフレーズは強烈なアクセントをかます。
ドラムと息ぴったしで、スインギー&スリリング。
8ビートの乗りはマクリーンの方が2、3枚も上。
「No More Goodbys」。
スローテンポの曲をモブレー単独で。
④で聴かす堂々としたモブレーは何処に?
1人舞台は台無し、あくびしながら吹いてるか。
オリジナル盤で聴いてる。
リバティー・レーベル合併後の録音。
生々しさが堪能出来るR.ヴァン・ゲルダーの音。
だが、伝統的ブルー・ノートの音と異なるのが残念。