№14 照れ屋さん?!初リーダ作品《ハンク・モブレー(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ハンク・モブレー」のレコード紹介です
ルンルン

 

リーダ作品、三大傑作盤の5年前

れ屋」を思わせるジャケット写真

まだまだ量発揮とはいかない

⑬『ハンク・モブレー・カルテット』(55)

《Hank Mobley Quartet》
ハンク・モブレー(ts)、ホレス・シルバー(p)、

ダグ・ワトキンス(b)、アート・ブレーキー(ds)。

 

《Hank Mobley Blog紹介》

⑪『Thinking Of Home』№12 昔に戻ったか!ウォーム・トーン    

⑫「Hank Mobley」(57)№13 ガマ蛙!有名ジャケットを超えた?

 

モブレー25歳でのリーダ作品。
ワンホーンは珍しい。

5年後の『Soul Station』(60)まで無い。

 

この5年間、2or3ホーンは々たるもの。

脇役に遠慮し、弱々しいモブレー。

当⑬は1人舞台、

元気盛盛「リ・バリ」吹きまくる。

 

当時在籍のA.ブレーキG.のリズム陣との演奏。

ブレーキー(ds)が「ャン・ジャカ」囃し立てる。
気心知れた仲間と大親分傘下で、思う存分吹きまくる。

 

ただ、⑤『Roll Call』⑥『Workout』のようにはいかない。

ハイテンポで飛ばし上げる。

威勢は良いがアドリヴは今一。
 

⑤・⑥の次次とき上るメロディーではない。

激しい上下運動のアドリヴが忙しいだけ。


A#2『My Sin』、バラードの曲。

どうしても④『Soul Station』(60)と比べてしまう。
音の芯が強いォーム・トーンを聴かす④だったが。

 

まだまだ、到底そんな境地に至らない。

さい」フレーズでダラダラと。ってな感じ。

④までの5年間、音楽観に磨きが掛かり変化していく。

 

音譜 記念すべきモブレーの初リーダ作品、「い」のある1曲目をお聴き下さい。

音譜 まだまだフラフラとする音、今後磨きが掛かる「ウォーム・トーン」をお聴き下さい《A#2の曲》