●「レ~レ」以外の白鍵でジャズの即興演奏を簡単に楽しむ方法
こんにちは。池袋のジャズピアノレッスン講師のヨッシー佐藤です。
ジャズのアドリブを始められた初心者の方たちも、そろそろDドリアンスケールの即興演奏に飽きてこられたかと思います。
そこで今回ご紹介したのが、Dドリアンスケール以外での白鍵を使ったジャズの即興演奏についてです。
前回までの内容をまだお読みいただいていない方は、頭の中が???になってしまいますので、前回までの記事をお読みいただくことをお勧めします。
白鍵だけでも、初心者の方でも簡単にアドリブができるようになったら、ジャズを楽しむことができますね!
それでは早速行ってみましょう。
1.Gミクソリディアンスケールでのジャズのアドリブ
白鍵の「ソ~ソ」の音階が、Gミクソリディアンスケールになります。
Gミクソリディアンスケールの伴奏は「G7」のコードになります。
つまり、左手で「ソ、シ、レ、ファ」を弾きながら、右手は「ソ~ソ」の白鍵の音階を自由に弾きます。
連弾で弾く場合は、左手のコードに当たる人は、「G-F」というコードを繰り返し演奏しても効果があります。
伴奏者は、左手を「G-F」の根音、右手を「G-F」のコードのリズム演奏、アドリブソロを演奏する人は、2オクターブのユニゾンで、鍵盤の高い位置で即興演奏を行います。
まるで、ラテン音楽を演奏しているような雰囲気になります。
「G-F」のラテン音楽っぽい伴奏の仕方については、トルネード出版より発売されている「伴奏スタイル帳vol.2」を参考にしてみてください。
「伴奏スタイル帳vol.2」のお申し込みはトルネード出版のホームページで承っております。
ちょっとした簡単なリズム表現の繰り返し、そして2オクターブのユニゾンのアドリブソロで、手軽にラテンピアノやラテンジャズのアドリブができるようになります。
参考音源は、ラテン音楽の父「ティト・プエンテ」の「ランカンカン」やビートルズの「ノルウェイの森」などです。
セッションでよく演奏されているミーターズの「Cissy strut」なども参考になります。
2.Eフリジアンスケールでのジャズのアドリブ
Gミクソリディアンスケールの次にお勧めなのが、Eフリジアンスケールによる即興演奏です。
Eフリジアンスケールは白鍵の「ミ~ミ」の音階になります。
音階は、少しエキゾチックな雰囲気になります。
左手のコードの伴奏は「Em-F」の繰り返しをお勧めします。
シンセサイザーをお使いの方は、ピアノの音色以外にも「ダルシマー」や「シタール」の音色を使うと、さらにエキゾチックな雰囲気を作り出すことができます。
Eフリジアンスケールのジャズの定番曲は、チック・コリアの「ラ・フィエスタ」です。
ラ・フィエスタのテーマ部分は通常のコード進行で作られていますが、アドリブソロの部分はEフリジアンスケール1発になっています。
是非参考にしてみてくださいね。
3.Aエオリアンスケールによるジャズのアドリブ
Eフリジアンスケールにも飽きた・・・という方にお勧めなのが、Aエオリアンスケールによる即興演奏です。
Aエオリアンスケールは、白鍵の「ラ~ラ」の音階になります。
伴奏に関しては、色々なパターンがありますが、比較的アドリブが合いやすい「F-G-Am-Am」のコード進行がお勧めです。
Aエオリアンスケールは別名「Aナチュラルマイナースケール」と呼ばれています。
ナチュラルマイナースケールという言葉を使うと、調性やダイアトニックといった難しいお話になってしまいますので、今の段階では、単に簡単に即興ができるAエオリアンスケールという捉え方で大丈夫です。
以上、白鍵だけで、アドリブが楽しめる方法をご紹介してきました。
難しい理論を使わなくても、簡単にアドリブを楽しめる方法があることをお分かりいただけたと思います。
難しいことは置いておいて、まずは楽しむこと。
ジャズの基本は、まず楽しむことから始まります。
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ジャズピアノ初心者の方でも、簡単に、今すぐ即興演奏が楽しめるようになる秘訣をご紹介しております。
また、実際の演奏の映像を見ることで、具体的にどのような道のりでアドリブをしていけばよいのかが分かります。
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