アドリブ?コード?リズム?ジャズ初心者にお勧めの第1歩 | 池袋のジャズピアノレッスン

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ジャズの初心者向けのお役立ち情報について書いております。
記事では、主にジャズピアノの練習方法、簡単なジャズ理論、ジャズの歴史についてご紹介しております。

●アドリブ?コード?リズム?ジャズ初心者にお勧めの第1歩

こんにちは。池袋のジャズピアノレッスン講師のヨッシー佐藤です。

今回はジャズを初めて学ぶ初心者の方たちが、最初に何をすればいいのか?をご紹介したいと思います。
ジャズもアドリブが譜面に書かれたテキストも逆に一段譜だけのものもあり、理論書や指導書では、色々なことが書かれています。
なので、一体どこから始めたらいいの?と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、情報の多さに道に迷ってしまったり、行きづまってしている方も多いと思います。
そこで、今回は、ジャズピアノの初心者の方にお勧めしたい「まずは誰でも始められるコレ!」という内容をご紹介していきたいと思います。

 

1.アドリブ、コード、リズムのどれから始めたらいいの?

 

ジャズを含め音楽には、「音楽の3要素」と呼ばれているものがあります。
それは「メロディー」「ハーモニー」「リズム」ですね。
ジャズの場合、メロディーに当たるものがアドリブソロ、即興演奏になります。
また、ハーモニーを担当するのがコード、リズムは文字通りリズムになります。
この中で、真っ先にできるのは何でしょうか?
答えは、「即興演奏」になります。
試しに、左手は一番低い「レ」よりも1オクターブ上の「レ」の音を弾いてみてください。
左手で「レ」の音を鳴らしながら、右手は白鍵の「レ~レ」という意識で、自由に弾いてみてください。
ちなみに右手の白鍵は、ジャズ理論的には何を弾いても正解になります。
急に自由に弾いてみて!と言われても、多くの人は即興演奏に慣れていないので、自分が何を弾いたか?に気づかない場合も多いと思います。
なので、一旦スマホなどでご自身の演奏を録音して、後で録音したものを聞いてみてください。
意外と、それなりに聴こえているのがお分かりになると思います。
 

2.白鍵の即興演奏の次は、黒鍵のアドリブに挑戦してみよう!


白鍵の即興演奏の次に挑戦してもらいたいのが、黒鍵の即興演奏です。
試しに左手は、一番低い「bミ」を弾いてみてください。
その上で、右手は黒鍵の好きなところを自由に弾きます。
いかがでしたか?
今回も白鍵のアドリブの時と同じように、スマホで録音したものを聞いてみてください。
ちなみに、ジャズ理論的に、黒鍵の何の音を弾いても間違いではなくなります。
とは言っても、実際に演奏してみると、何だか頭がモヤモヤするはずです。
何度ピアノを弾いても、「果たして、これでいいのかな~」と不安になると思います。
池袋のジャズピアノレッスンを受けてくださっている生徒さんたちも、間違いなく最初は不安とモヤモヤ感にあふれていました。笑
不安になるのは、実はちゃんとした理由があるのです。
しかも、こうした白鍵や黒鍵の即興演奏やアドリブも、1年くらい続けると、モヤモヤ感が抜けて、少しずつ慣れてくるのです。
次にアドリブや即興演奏の初心者の人たちが、最初なぜモヤモヤしてしまうのか?理由をご紹介していきたいと思います。
 

3.ジャズの即興演奏やアドリブで、初心者が不安になってしまう理由

 

即興演奏やアドリブが初めて!という方は、今までほとんどが書かれた譜面を読むということをされてきています。
書かれた譜面は、いわゆる「正解」で、正解を弾けるようになることで安心されてきています。
「最初から答えがあるので、正解を再現する」というのが、一般的なピアノレッスンのスタイルではないでしょうか?
ところが、ジャズのように即興性が高い音楽は、「正解を自分で探していく」という全く別種類の音楽になります。
自分で正解を探していくので、誰も答えを教えてくれない世界なのです。
よく考えると、お仕事も子育ても、1つの正解があるわけではありません。
お仕事の仕方も、子育ての仕方も、自分で答えを探し、色々試行錯誤されているのではないでしょうか?
ジャズの即興演奏も、お仕事や子育てと同じです。
自分で答えを探し、試行錯誤が必要になるのです。
なので、アドリブソロにしても、誰も「コレ!」と言った正解を教えてくれるわけではなく、自分で色々な答えを導き出す必要があるのです。
しかも正解は、いくつもあるので、1つの正解が答えではなくなります。
ここがジャズの初心者の人たちが、初めて即興演奏をする時に不安になる原因になります。
なので、ジャズの場合は、マークシートの試験のように1つの正解はなく、記述式の小論文のように、答えや書き方は何通りもあるという風に捉えるとよいと思います。
とは言っても、最初から自由に弾いてください!と言われても困ってしまう方たちが多いのも現状です。
そこで、困った場合に、弾き方の参考になるジャズのフレーズ集やアドリブが書かれているテキストの使い方についてご紹介したいと思います。

 

4.フレーズ集やアドリブソロが書かれたジャズのテキストの利用の仕方


ジャズのフレーズ集やアドリブソロが書かれた譜面は、その通りに弾くとカッコよく聞こえます。
ですが、この時に注意が必要です。
書かれた内容を読んで、ただ弾くだけでは、全くトレーニングになっていません。
読譜には、必ず「なぜ?」という視点を加えることが重要になってきます。
・何故、このフレーズは上昇して、すぐに下降しているのか?
・何故、このフレーズは隣接している音の並びから、いきなり跳躍しているのか?
・何故、このアドリブソロは、変なタイミングからスタートしてるのか?
こうした「なぜ?」という視点が、考える力を養い、譜面の読み方を深くしていきます。
「何故?」という視点の他に、書かれているフレーズを、自分なりに変えてみるのも有効です。
・フレーズのリズムは同じで、弾く音を変えてみたり・・・
・フレーズの音は同じで、今度はリズムを変えてみたり・・・
・フレーズを、最初からではなく、逆から読んで弾いてみたり・・・
自分なりにフレーズを変える方法は、いくらでも思いつくと思います。
そういった「あそび」をしながら、カッコいいフレーズが生まれたときはラッキー!、逆にフレーズが変に聞こえたら、またすぐに別の方法を試してみる。
このように、1つのフレーズを、色々な角度からいじってみて、10倍にも100倍にも新しいフレーズを考え出してみる。といった意識が大切になります。

今回はジャズピアノの初心者の人たちに、まずは挑戦してほしいアドリブ、即興演奏についてご紹介しました。
左手で1音を弾いて、右手で白鍵や黒鍵を自由に弾くだけなら、今すぐにでも始められると思いませんか?
ぜひ、簡単なジャズの即興演奏に挑戦して、楽しいジャズの第一歩を踏み出していただければと思います。

 

 

 

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