池袋のジャズピアノレッスン

池袋のジャズピアノレッスン

ジャズの初心者向けのお役立ち情報について書いております。
記事では、主にジャズピアノの練習方法、簡単なジャズ理論、ジャズの歴史についてご紹介しております。

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電子書籍「ラテンジャズピアノ入門」が発売のお知らせ

こんにちは。ヨッシー佐藤です。

YouTubeの動画をご覧くださった方から、「ラテンピアノの動画が面白かったです。」というコメントをいただくことが多くなりました。

イラケレのチューチョ・バルデスやミシェル・カミロ、エディ・パルミエリなどラテンジャズピアノってカッコいいですよね。

というわけで、トルネード出版より新しい電子書籍を発行することになりました。

タイトルは「ラテンジャズピアノ入門」です。

ラテンジャズを弾く場合、大きく3つの学びが必要になります。

1つ目が「クラーベ」と呼ばれるラテン音楽独特の拍の取り方、そしてクラーベから派生するピアノトゥンバオ(ピアノのパターン)です。

2つ目が、演奏技巧を身につけるためのクラシックピアノの学びになります。

3つ目がジャズの複雑なハーモニーの学びになります。

そして、これら3つの学びを「つなげる」ためのトレーニングの実践が大切になります。

ラテンピアノに関しては、最近ではレベッカ・サンタナさんの「101モントゥーノ」などのテキストも日本語に翻訳され、ジャズピアノ同様に、学びやすくはなってきました。

とは言え、ラテン音楽とジャズを結びつける「ラテンジャズ」に関する本は、まだ数が少ないのが実情です。

ジャズピアノの学びの順番があるように、ラテン音楽の学びにも順番があり、さらにラテンジャズの学びにも順番があります。

そこで、今回の「ラテンジャズピアノ入門」は、これまでジャズピアノの学びをされてきた方向けに、ラテン音楽の導入、そしてラテンピアノとジャズピアノを融合させる方法、さらにモードジャズとラテンを融合させる導入について解説することにしました。

本書前半は、徹底してラテン音楽のクラーベとトゥンバオに特化してご紹介しております。

本書後半ではラテン音楽へのジャズの導入の仕方について解説しております。

ですが、ジャズピアノに関しては、ある程度の理科があることを前提に開設しております。

なので、ジャズピアノ学びに関しては「アドリブアイディア帳vol.1&vol.2」を併用されることをお勧めします。

本書を通して、チューチョバルデス、ミシェルカミロなどのラテンジャズのサウンドの第1歩を手に入れ、楽しい世界が広がるお手伝いになれば幸いです。

<ラテンジャズピアノ入門の主な内容>

・クラーベとは?クラーベの種類とクラーベから派生するトゥンバオ、カスカラ

・2-3ソンクラーベのトゥンバオの練習方法

・6th、7thの導入

・2-3と3-2の違い

・ソンクラーベとルンバクラーベの違い

・トゥンバオにおける複旋律の考え方、およびテンションとの関連性

・定型フォームの導入

・トゥンバオのバリエーション

・ブロックコードから単音のフレーズトゥンバオの導き出し方

・UST&ポリコードの導入

・チャチャチャ、メレンゲのクラーベについて

・トゥンバオのモーダルアプローチ、およびサイドスリップ、スケールアウトについて

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・電子書籍「ラテンジャズピアノ入門」

(全48ページ、練習伴奏音源40トラック)

定価4000円

*データはダウンロードURLのリンクでのご案内になります。

*データ商品になりますので、返品は承りかねます。

お申し込みはこちらです。

電子書籍「アドリブアイディア帳vol.2」発売のお知らせ

こんにちは。ヨッシー佐藤です。

アドリブアイディア帳vol.2の発売が開始になりました。

今回は、前回の「アドリブアイディア帳vol.1」の続編になります。

前回のアドリブアイディア帳は、ツーファイブ(Ⅱ-Ⅴ)までの内容でしたが、今回のvol.2は、ツーファイブの先に学ぶモーダルアプローチを中心にご紹介しております。

レッスンでアドリブソロの指導を行っている時に、新しくご入会された生徒さんたちのアドリブフレーズが、コードと上手くリンクしていないケースがあることに気づくようになりました。

説得力のあるアドリブフレーズやカッコいいアドリブフレーズは、音階とコードのつながりを意識することが大切です。

今回のアドリブアイディア帳vol.2では、普段僕がアドリブソロをする時に、実際に使っているアプローチの仕方を、包み隠さず公開しています。

なので、本書を理解し、練習を積み重ねることで、僕と同じような奏法を手に入れるだけでなく、独自の理論や法則性を確立して、ご自身独自のアプローチの手法を手に入れることができるようになります。

多くのフレーズ集は、フレーズのサンプルを載せていますが、「何故そのようなフレーズになるのか?」を、明確に理論付けて解説している本は数少ないのが現状です。

なので、せっかくフレーズを覚えても、フレーズを応用するのが難しい、またどのようにフレーズを応用すればよいのか?で悩んでいらっしゃる方も多いのが現状です。

今回は具体的にスタンダード曲「枯葉」のAセクションを題材に、実際にどのようなアプローチの仕方があるのか?について解説しています。

たったAセクションだけで、20種類以上のアプローチの仕方があります。

そして、本書では、「何故そのようなアプローチが可能なのか?」を理論的に解説しています。

なので、何故?に対する理由が分かるので、ご自身のフレーズを無限に生み出していくことができるようになります。

有名な「釣り人」のたとえがあります。

釣りをしている人のところに、お腹を空かせた子どもたちがやってきます。

その子たちに魚を与えるのが、フレーズ集、魚の釣り方を教えるのがアドリブアイディア帳vol.2になります。

魚のつり方(フレーズを生み出すための考え方)を学び、色々な魚(フレーズ)を釣ってみませんか?

<書籍の主な内容>

・コードトーンとテンションを使ったアドリブアプローチ

・定型フォームを使ったアドリブアプローチ

・バーティカルアプローチ導入

・アッパーストラクチャートライアドを使ったアドリブアプローチ

・裏コードを使ったアドリブアプローチ

・ドミナント置換を利用したアドリブアプローチ

・ポリコードの応用

・リディアンb7のアプローチ

・オルタードドミナントスケールのアプローチ

・コンビネーション・オブ・ディミニッシュスケールのアプローチ

・ホールトーンスケールでのアプローチ

・モーダルアプローチの応用

・スケールアウトとサイドスリップの基本と応用

・クロマチックスケールの応用

(全40ページ)

*レッスン20回分が含まれています。

*練習用伴奏音源も含まれています。

・アドリブアイディア帳vol.2

定価6000円(一般価格)

   4000円(会員価格)

お申込み、お問い合わせはトルネード出版のホームページまで

 

ジャズピアノ上達に欠かせない「頭の回転を上げる」リスニングダイアリーについて

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

今回は、ジャズピアノのセンスを磨く上で不可欠なリスニングダイアリーについてご紹介したいと思います。

というのも、宣言が解除され、今月になって体験レッスンでご入会された生徒さんたちも多いので、再度ご紹介させていただきます。

リスニングダイアリーは、5W1Hをもとに、ノートに気づいたことや思ったことを書いていく日記です。

もちろん、ノートではなく、自分用としてブログ記事を書くのもありです。

さて、動画でもリスニングダイアリーについてはご紹介しておりますので、今回の記事は少し切り口を変えて書いていきたいと思います。

動画でご紹介したように、リスニングダイアリーの一番のベネフィットは、「国語力」が上がることです。

僕は本格的にブログを書き始めて、かれこれ7、8年が経ちます。

管理しているブログは、このブログだけでなく、他にも7、8くらいのブログサイトを立ち上げています。

じつは、今から10年前の僕は、まわりから「外国人」と呼ばれていました。

理由は、僕が話している内容が、まわりの人たちにとって理解不能だったからです。

挙句の果ては、外国人を通り越えて、「ヨッシーは宇宙人だからさ~」と言われる始末です。

そんな僕でも、ブログ記事を書き続けることで、相手にわかりやすく伝える力を鍛えていきました。

もちろん、以前は、日本語の先生に習ったり、お話のプロと呼ばれる先生の講座に参加したこともありました。

ですが、やはり重要なのは、「書く」という作業の数稽古です。

諸事情があって削除したブログサイトがあるのですが、そこではほぼ毎日3年間くらい記事を書いたこともありました。

その甲斐もあって、その後は日本各地でセミナーを開催できたり、出版事業も立ち上げれるようになりました。

さて、国語力を上げることで、実際の音楽生活とは、どのようなリンクがあるのでしょうか?

国語力をあげることで・・・

①演奏のお仕事でのコミュニケーション力が上がる

②ライブのMCや作詞の力が上がる

③レッスン指導で、より分かりやすい説明ができるようになる

僕が体験した効果は、以上の3点です。

今回は、以上の3点について深堀りをしていきたいと思います。

①演奏のお仕事でのコミュニケーション力が上がる

コミュニケーション能力は、演奏のお仕事だけでなく、様々なお仕事で大切なのは、みなさんご存知だと思います。

特に、人と接するお仕事では、コミュニケーション能力だけで9割影響が出るとも言われています。

演奏のお仕事では、リハーサル時のアレンジ作業、演奏後の打ち上げなどで演奏家同士の会話が行われますが、コミュニケーション力は本当に大切だなと実感しています。

特に打ち上げの時にお話が盛り上がって、北京での演奏のお仕事につながったり、沖縄での演奏のお仕事につながったりしたこともありました。

②ライブのMCや作詞の力が上がる

僕は基本的に鍵盤楽器なので、普段ライブでMCをすることはありません。

ですが、たまにMCをしなくてはいけないときもあります。

じつは、僕は昔からこのMCが苦手で、特に人前で話をするのが、超苦手でした。

人前で演奏するのは全然緊張しないのに、話をするとなると緊張のあまり手から変な汗が出るほどでした。

ですが、国語力を高め、人前でお話をしたときに、みなさんが笑ってくれたり、ニコニコしてくれる体験を通して、少しずつ自信が持てるようになりました。

また、時々作詞もするようになりました。

今まで、興味がなかった作詞をするようになって、他の人が書いた歌詞にも興味が出てくるようになりました。

③レッスン指導で、より分かりやすい説明ができるようになる

一番の大きなメリットは、レッスンでの解説が断トツに上達したことです。

以前なら、1つの内容を説明するのに30分かかっていた、正確には生徒さんに理解してもらうために30分かかっていたのが、同じ内容でも10分で生徒さんが納得いく説明ができるようになりました。

ブログ記事で、何かを書くという作業を続けたお陰で、じつはレッスンにも還元されているんですね。

あとは、書くスピードが圧倒的に速くなったことです。

今では、半日くらいで1万文字分くらいの文章が書けるようになりました。

以上が、リスニングダイアリーを通して「書く」ことの利点についてでした。

タダほど恐ろしいものはない

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

今回ご紹介するのは、無料で学べることのデメリットについてです。

記事では、動画とは少し切り口を変えて内容をご紹介していきたいと思います。

ビックデータ化の時代は、様々な情報がすぐに手に入る時代です。

答えも、検索すればほとんどネットで調べることができます。

これからの時代は、質の高い「検索力」、さらに膨大な情報から本当に価値ある情報を見極めるための「判断力」、さらに予測を立てる事のできる「想像力」が必要と言われています。

さて、簡単に答えが分かってしまう時代だからこそ、答えの分からないものに対する思考力は、ますます重要になってきます。

というわけで、今回はジャズピアノのトピックから離れて、少し思考のトレーニングをしていきたいと思います。

というのも、ジャズピアノの上達には、思考のトレーニングが不可欠だからです。

今回は、最近ネットで情報拡散されている一般のメディアでは言われていない内容について考察のヒントをご紹介したいと思います。

今回の記事の目次は次の通りです。

①今回のウイルス騒動で誰が一番儲かったか?

②感染者数のデータが正確ではないという事実

③メディアによって煽られた恐怖心によって、ある方向に誘導される民衆

それでは、深堀りしていきたいと思います。

①今回のウイルス騒動で誰が一番儲かったか?

TVやネットニュースなどのメディアは、企業がスポンサーになってくれるので商売が成立します。

 

なので、ほとんどの情報は、私たちは「無料で」手に入れることができます。

ここでも「無料で」というキーワードが重要になってきます。

さて、メディアは、大衆ではなく、スポンサーの意向が重要になってきます。

なので、スポンサーである企業にとって不利になるような情報は、極力報道を控えなければなりません。

ここまでの仕組みをご理解された方は、メディアの流す情報は、ほとんどが企業にとってメリットとなるものであることを、すでにご存知かと思います。

つまり、世の中には、メディアでは報道されない情報というのがあり、我々はネットや海外のニュースから、そういった情報を集めて偏りを避ける必要があるということになります。

でなければ、企業にとって都合のいいニュースだけに踊らされるという危険性が生まれます。

これが、タダほど怖いものはない・・・ということです。

さて、今回世界各国で企業の倒産が続く中、逆に儲かった企業があります。

テレワークやオンラインの需要で、検索エンジンや動画配信サイトを無料で提供している企業が儲かりました。

もちろんパソコンを製造している会社も儲かりました。

また、ソーシャルディスタンスが叫ばれる中、ソーシャルネットワークを無料で提供している会社が儲かりました。

さらに外出自粛の中、宅配サービスをする大きな会社が儲かりました。

さらに、マスクや医薬品を開発している会社が儲かりました。

そして、今後は、ワクチンを開発する会社が儲かっていくことになります。

世界の長者でワクチンを開発している人は、さらに儲かるという仕組みになるのですが、これはどういうことでしょうか?

②感染者数のデータが正確ではないという事実

アメリカのCDCの死亡診断書に関するガイダンスに、奇妙な記述があります。

全6ページにわたるガイダンスには、具体的な症例をあげて、診断書の書き方が指示されています。

中には、このような内容もありました。

「86歳の女性が、肺炎のような症状になったが、病院に行くことを拒んでいましたが、意識不明になっているのをご主人が発見し、急いで救急病院に運んだが、すでに脈がなくなっていた。

家族に感染者がいたので、死亡した女性には、特に検査を行わずに、死因をコロナとする。」

といった内容です。

詳しくは、こちらの6ページ目をご覧ください。

さて、最近アメリカのCDCによるコロナ感染者の死亡率に関する数値が発表されました。

詳しくはこちらのメルマガ記事をご覧ください。

また、PCR検査の精度についても考える必要があります。

こちらは神奈川県の医師会が発表している公式のページになります。

さて、こうした情報はテレビのメディアでは、ほとんど報道されません。

果たして、コロナウイルスというのは、本当に怖いものなのか?緊急事態宣言まで出す必要があるものなのか?を考える必要があります。

こうした情報を元に、今回の騒動はなんだったのか?ということを考えることも大切です。

③メディアによって煽られた恐怖心によって、ある方向に誘導される民衆

感染者の数を増やさないようにということで、最近まで非常事態宣言が出されていましたが、メディアでからの恐怖を煽る報道も手伝って、多くの人たちに不安が広がっています。

自粛警察なんかも、多くが不安と外出できないことへの不満から過剰な行動に走ったケースと言えます。

さて、今後、第2波、第3波みたいに感染が拡大したとすると、多くの人たちはあるものを求めるようになります。

ポイントは、「あるもの」はビックビジネスになるということです。

ですが、こちらの治療薬は、ほぼ100円以下で購入できるそうです。

「あるもの」をビジネスにしている、ある人はWHOに11位2位を争う工学のお金を拠出しているそうです。

詳しくは、このブログでは書きませんが、ご興味を持たれた方は、自分で調べてみることをお勧めします。

自分で主体的に調べ、検証し、自分で答えを探す力は、これからますます重要になってきます。

こうした情報を調べることで、タダで見られる情報とは、全く違ったモノの見方ができるようになります。

まさに、「タダほど恐ろしいものはない」ということです。

誰にも知られてはいけない「音階の秘密」

こんにちは、ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

今回は、音階の秘密についてご紹介したいと思います。

動画とは少し切り口を変えましたので、別の角度で内容をご紹介したいと思います。

今回の目次はこちらです。

①旋律、旋法、音階の違いとは?

②長調、短調以外の平行調の関係にある音階

③音階は作れる

の3点について解説していきたいと思います。

①旋律、旋法、音階の違いとは?

旋律はメロディー、旋法はメロディーの作り方、音階は音の配列を意味します。

分かりやすく料理に例えると、音階は料理の素材、旋法はレシピ、旋律はできあがった料理と言えます。

さて、今回注目したいのが、旋法になります。

旋法とはメロディーの作り方ですが、世の中に様々なレシピがあるように、メロディーの作り方にも様々なやり方(技法)があります。

大事なのが、どんなレシピでも、出来上がった料理が美味しいということが重要なように、どんなメロディーの作り方でも、最終的には美しいメロディーを作れるようになることが大切です。

僕は個人的に、ベートーベンが語っていたように、「思わず歌いたくなるメロディー、そしてみんなが一緒になって歌いたくなるメロディー」というのが、メロディー作りの究極の姿ではないかと考えています。

なので、色々な技法を学ぶことも大事ですが、最終的には他人が聴いて「いいね!」と言ってもらえるメロディー作りが大事なのでは、と思います。

具体的な、メロディー作りの技法については「アドリブアイディア帳vol.1」でご紹介しているので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

②長調、短調以外の平行調の関係にある音階

CメジャーペンタトニックスケールとAマイナーペンタトニックスケール、FリディアンスケールとDドリアンスケール、みたいに平行調の関係にある音階は、他にもあります。

AハーモニックマイナースケールとCハーモニックメジャースケール

AメロディックマイナースケールとCメロディックメジャースケールなどです。

大事なのが、「平行調は長調と短調だけ」みたいに限定して考えてしまうと音楽がよくわからなくなってしまうということです。

僕も昔、ポピュラー音楽の理論書を色々読みましたが、なんでこんなに難しいのだろう・・・と思っていました。

でも、音階上の音を「1っこ飛ばし」で音を重ねれば、コードができる。

とか、音階は「言語」、調とは「言語の上に成立している文化」、世界中に様々な言語があるように、音階にも様々な種類がある。

ということは、調性も長調、短調だけでなく、無数にある

という風にとらえたところ、頭がスッキリしたという記憶があります。

参考書に書かれていることを鵜呑みにするのではなく、もしかしたら・・・という風に疑問を投げかけることも時には大切だと思います。

そう。テレビで報道されているニュースも、あまり鵜呑みにしない方が、賢明なのかもしれません。

③音階は作れる

さて、究極の音階の秘密は、「1オクターブの音から好きな数だけ、好きな音を並べれば、音階は自分で作れる」ということです。

なぜか、この内容も一般的な音楽のテキストには書かれていません。

でも、ハーモニックマイナースケールやメロディックマイナースケールの歴史をたどると、音階は作れることがわかります。

例えば、ハーモニックマイナースケールなんかは、短調でも、終止感が生まれるドミナントコードを使いたくて、ナチュラルマイナースケールから派生して作られたという事実があります。

そうしたら、例えばAハーモニックマイナースケールだと、「ファ」と「#ソ」の間に、増2度の音程が生まれ、メロディーがよろしくない。

というわけで、「ファ」もシャープにしちゃえば、メロディーがスムーズになる。

という過程を経て作られた音階がメロディックマイナースケールになります。

という歴史的背景があるにも関わらず、音階は自由に作れるんです。

とは、一般的な音楽のテキストには書かれていません。

というより書かれていないことの方が変なんじゃないかな~と思ったりもします。

この辺りのことは、「音楽のあそび方~ポリモーダルアプローチとは?」でご紹介しておりますので、ご興味のある方は、是非読んでみてください。

というわけで、今回は音階の秘密についてご紹介させていただきました。

アッパーストラクチャートライアドの考え方

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

今回はアッパーストラクチャートライアドについてご紹介したいと思います。

今回も動画とは少し違う視点で解説していきたいと思います。

今回の目次は以下の通りです。

①「C/D」と「D7/C」の違い

②「FM7-F/G-Em7-Am7」と「FM7-G/F-Em7-Am7」の違い

③分数コード、アッパーストラクチャートライアドのメリット

それでは、詳しく解説していきたいと思います。

①「C/D」と「D7/C」の違い

まずは動画をご覧になり、アッパーストラクチャートライアドについて理解された方は、「C/D」と「D7/C」の2つの分数コードの意味の違いについて考えてみましょう。

ポイントは、元のコードが何なのか?と考えることです。

実際に弾く音は、「C/D」の場合は、「ド、ミ、ソ」+「低いレの音」を弾きます。

「D7/C」は、「レ、ファ、ラ」+「低いドの音」を弾きます。

一見同じような分数コードですが、この2つは意味が異なります。

「C/D]は、元々が「D7]というコードで、アッパーストラクチャートライアドの1つが「C」というコードになり、「C」以外のテンションとコードトーンを省略した形であることが分かります。

では、「D7/C」はどうでしょうか?

これは元のコードを「C]と考えず、「D7」と考えます。

そして、「D7」の転回形で、7thの「ド」の音がボトムに来たと考えます。

②「FM7-F/G-Em7-Am7」と「FM7-G/F-Em7-Am7」の違い

同様に、「FM7-G7-Em7-Am7」という有名なコード進行の派生形であるサブタイトルの2つのコード進行も、意味が異なってきます。

ちなみに、「FM7-F/G-Em7-Am7」は、「F/G」にすることで、「Fのコード」をステイさせ、ハーモニーを面白くしています。

「FM7-G/F-Em7-Am7」も、「G/F」とすることで、ベースラインをFペダルにして、ハーモニーを面白くしています。

そして、両者は同じようでも、派生元の「FM7-G7-Em7-Am7」というコード進行を考えることで、解釈が異なってきます。

まず「FM7-F/G-Em7-Am7」ですが、「F/G」は「G」が元になるので、「F」というコードは「G7」上にできるアッパーストラクチャートライアドであることが分かります。

それに対し、「FM7-G/F-Em7-Am7」の「G/F」は、単に「G7」の転回形であることがわかります。

このように分数コードを見たときには、転回形なのか。アッパーストラクチャートライアドなのか?区別をする必要があります。

③分数コード、アッパーストラクチャートライアドのメリット

分数コードやアッパーストラクチャートライアドは、結局、コード譜を見てパッとすぐ弾けるために考え出されたものです。

なので、最初は難しいな~と思う方もいらっしゃると思いますが、慣れてくれば、じつに合理的な考え方であることを実感されると思います。

たとえば、次のように表記されたコードを見て、すぐにパッと弾けるでしょうか?

D7(9、11)omit3rd

えっと~となりますよね。

では、次のような表記ではどうでしょうか?

Am7/D

Am7も簡単なコードですし、ボトムは「レ」を弾くだけです。

ですが、「Am7/D」は、「D7(9、11)omit3rd」と同じ内容になります。

分数コードやアッパーストラクチャートライアドがいかに合理的かおわかりいただけたかと思います。

テンションの導き出し方

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

今回はテンションの導き出し方についてご紹介したいと思います。

今回の目次は以下の通りです。

①メジャータイプのコード

②マイナータイプのコード

③ドミナントタイプのコード

この3つについて詳しくご紹介していきたいと思います。

①メジャータイプのコード

メジャータイプに分類されるのが、メジャー7コードとメジャー6コードになります。

メジャー7タイプのコードの場合は、メジャー7コードのルートから数えて全音上の音をルートに持つメジャートライアドがテンションになります。

例えば、コードが「CM7」の場合、ルートの「ド」に対し全音上の「レ」の音をルートに持つメジャートライアド「D」のコードトーンがテンションになります。

次にメジャー6タイプのコードのテンションは、同様にルートの全音上の音をルートに持つメジャートライアドを考えます。

例えば、「C6」の場合は、ルートの全音上の「レ」から始まるメジャートライアド「D」がテンションになります。

ですが、13thの「ラ」の音は「6」の音と同じになるので、この場合13thは存在しないと考えます。

つまり、「C6」に足すことのできるテンションは、「レ(9th)」と「#ファ(#11th)」のみとなります。

②マイナータイプのコード

マイナータイプのコードの場合、大きく「マイナー6」、「マイナー7」、「マイナーメジャー7」の3種類があります。

どれも、公式である「ルートの全音上の音をルートとするマイナートライアドがテンションになる」があてはまります。

ただ、公式の当てはめ方が、それぞれ少しずつ違うので注意が必要です。

マイナー7タイプのテンションは動画でご紹介したので省略させていただきます。

ではまず、マイナー6タイプですが、ルートの全音上のマイナートライアドを考えます。

たとえば、「Am6」の場合、ルートの全音上のマイナーコードは「Bm」になります。

この場合、「C6」と同じく、6度の音があるので、13thのテンションは存在しなくなります。

つまり、{Am6」に加えることのできるテンションは、「シ(9th)」、「レ(11th)」のみになります。

次に、「マイナーメジャー7コード」について考えてみましょう。

例えば、「AmM7」の場合、ルートの全音上のマイナーコード「Bm」が理論的にはテンションの音になりますが、実際のところ使えたとして、「シ」の9th、せいぜい「レ」の11thくらいまでが限界になります。

と言うのも、実際「#ファ」の13thを重ねてみると、非常に不協和に聴こえるのが分かります。

好みといえばそれまでですが、僕は実際の演奏では13thは使いません。

③ドミナントタイプのコード

テンションには、ナチュラルテンション(シャープやフラットがつかないテンション)とオルタードテンション(シャープやフラットがつくテンション)の2種類があります。

詳細は動画でご紹介しているので、動画ではさらっとしかご紹介できなかったテンションの数え方について考えてみたいと思います。

テンションはどのようなコードであれ、メジャースケールを元に数えます。

テンションの数え方にも、度数の数え方にも、メジャースケールが登場するので、導入期にメジャースケールを覚えることが、いかに大切であるかが分かります。

さて、調合にフラットやシャープが多いメジャースケールは、少し混乱される方もいらっしゃると思いますので、詳しく見ていきたいと思います。

以下の譜例は、Abメジャースケールを表しています。

音符をご覧になって、どこにも臨時記号がついていません。

なので、スケール上にある9th、11th、13thともにナチュラルテンションであることがわかります。

ただ、実際にピアノを弾く場合は、調合に従い4つの音がフラット、つまり、実際は黒鍵を弾くことになります。

では、9thをフラットにし、オルタードテンションにしたのが、次の譜例です。

調合で元々フラットしていた「bシ」の音をさらにフラットさせているので、表記上はダブルフラットで表されます。

では次に、シャープ系のスケールを見てみましょう。

Eメジャースケールです。

調合にはシャープがついていますが、音符自体には臨時記号がついていないので、9th、11th、13thともにナチュラルテンションとしてとらえます。

では、9thをフラットさせてオルタードテンションにしたのが次の譜例です。

もともと「ファ」の音は、調合によってシャープされていました。

なので、フラットにすることで、ナチュラルのファという表記になりました。

ですが、表記上はナチュラルの記号がついていても、「b9th」であるオルタードテンションです。

表記に混乱しないようにしましょう。

リズムのトレーニングをする前に知っておくべきこと

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

今回は、リズムをカッコよくしたい・・・と思われている方に、トレーニングをうる前に知ってほしいことをお伝えしようと思います。

僕自身もリズムは本当に苦労しました。

今でも苦労しています。

というわけで、リズムに関する動画を作りましたが、今回は動画とは少し違う切り口でご紹介していきたいと思います。

今回の目次は以下の通りです。

リズムのトレーニングをする前に知っておくべきこと

①リズムの収得には時間がかかる

②リズムパターンのインプット量を多くする

③英語の学びは必須

①リズムの収得には時間がかかる

リズムは、スポーツと同じと考えましょう。

なので、初心者がいきなりホームランを打てないのと同じで、地道なトレーニングが必要になります。

僕も、生徒さんたちから、「なかなかリズムが良くならなくて・・・」という質問を受けますが、圧倒的に練習量が足りないだけです。

ただ、リズムに関して言うと、たとえば腕立て伏せもそうですが、何度も繰り返し筋肉を鍛えていけば、誰でも腕立て伏せが何十回とできるようになるように、リズムは誰でも上達できます。

さて、日常生活でできるリズムトレーニングですが、動画でご紹介した以外にも方法があります。

ミュージシャンあるあるなのですが、BGMが流れたときに、よく手や指でリズムをとっていたりしているのを見たことがありませんか?

BGMが流れてくると、勝手に手や指が動いてしまうのは、本当に職業病です。

音楽のリズムに合わせて、指や手が勝手に動く。

ということは、これと同じようにBGMのリズムに合わせて、体の一部を動かすことを習慣化することも効果的であるということになります。

②リズムパターンのインプット量を多くする

少し数学のお話になりますが、4分の4拍子では、1小節には8分音符が8つ入ります。

8分音符か8分休符か?の組み合わせを考えると全部で何通りの組み合わせが出来るでしょうか?

答えは・・・

2×2×2×2×2×2×2×2

になります。

計算すると、256パターンになります。

さて、8分音符の組み合わせだと、たった256パターンですが、では16分音符だとどうなるでしょうか?

256×256

なので、生み出されるリズムのパターンは・・・・

65536種類になります。

さらに、最近流行の32分音符となると、もはや天文学的な数字になります。

さて、ということは世の中に出回っている音楽のリズムパターンには、ものすごい種類があるということになります。

なので、意識的に自分自身に対して、様々なリズムパターンをインプットする必要があるということになります。

さらに、インプットした無数のパターンを組み合わせ、自分でリズムパターンを作り出す必要もあるということです。

③英語の学びは必須

具体的に、英語の歌詞を一部ご紹介したいと思います。

I believe I can fly
I believe I can touch the sky
I believe I can soar
I see me running through that open door

歌詞をご覧になって、ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、今回はこの歌詞のメロディーについて考察していきたいと思います。

さて、上記の歌詞はサビで歌われているのですが、小節の拍の頭の単語は、どこに来るのか考えてみましょう。

ちなみに、ネイティブの人たちは、日常生活で自然に拍の頭の単語にアクセントが置かれるように発音しています。

なので、自然とアクセントの単語が拍の頭になるように、メロディー作りをします。

では、1文1文見ていきましょう。

I believe I can fly

の場合、拍の頭は”fly”という単語になります。
I believe I can touch the sky

は、”touch”
I believe I can soar

は”soar”
I see me running through that open door

は”open”が拍の頭になります。

なので、全体を見ると、拍の頭に至るまでのピックアップのフレーズが非常に長いことに気づきます。

 

Rケリーの元曲はこちらです。

このように英語に少し注目するだけで、様々なリズムを学ぶことができます。

これが僕が英語をお勧めする理由になります。

ところで、GACKTさん、英語のチャンネル始められたようです。

発音についても語っています。

譜読みで栄養素を消化する方法

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

今回ご紹介するのは、読譜における咀嚼と吸収の違いについてです。

日本語には「ハラに据えかねる」、「ハラを割って話す」や「ハラが座っている」といった表現があります。

あえて「腹」という漢字を使わず、「ハラ」としましたが、昔の漢字に「肚」という字があります。

「肚で考える」という言葉もあるくらいで、じつは生理学とも関連しています。

今回は動画とは少し別の角度から、インプットの仕方についてご紹介していきたいと思います。

今回の目次は以下の通りです。

①咀嚼とは?吸収とは?

②「知る」というユダヤの言葉が持つ意味

③譜面かや本当に有益な情報を吸収するためには?

それでは早速深堀りしていきたいと思います。

①咀嚼とは?吸収とは?

みなさんは、胃の中とか腸の中は、じつは生物学的には「体外」とみなされていることをご存知でしょうか?

胃も腸も体の中にあるのになぜ?と思われた方もいらっしゃると思います。

じつは、栄養素が体内に吸収される腸壁を通って、血液と一体になったときに初めて「体内」に入ったとみなされています。

ここで、この消化という過程、つまり、栄養素が体と一体になるというプロセスは非常に重要であることがわかります。

もし、この消化というプロセスがなく、栄養素が体内に取り込まれなかった場合、これまでの咀嚼も、栄養素の分解の働きも、全く無意味になってしまいます。

それどころか、いつまでも栄養を体内に取り込めないので、人の肉体はどんどん栄養不足になってしまいます。

生理学と同じで、何かを学ぶときも、何度も咀嚼、反芻を経て、納得がいくまで考えるという思考のプロセスが重要になります。

このことを昔の日本人は、「腑に落ちる」や「肚で考える」という風に表現してきました。

②「知る」というユダヤの言葉が持つ意味

ところで、昔の日本人たけではなく、ユダヤの人たちの間でも、「知る」という言葉は、単に頭で理解するとは別の意味を持っているそうです。

ヘブライ語の「ヤーダー(知る)」という言葉は、「知る」という意味以外にも、「食べる」、「一体となる」、時には「性交する」という意味でも使われるそうです。

栄養素が腸壁を通して、「体と一体となる」ということもユダヤの人たちの間では「知る」という意味で使われているのは興味深いですね。

さて、戦後の日本では、「知る」という言葉を「頭で理解する」という風にとらえることが多くなったそうです。

頭で理解しているが、経験がない・・・みたいなことも多いようです。

でも、実際ジャズピアノは、音階を頭で知っていても、実際に音階を使ってアドリブが弾けるということは、全く別問題です。

つまり、試しに音階を使って自在にアドリブをしようと思ったら、日本の「肚で考える」や「腑に落ちる」まで、ユダヤの知るみたいに音階と自分自身が一体になるまで、繰り返し咀嚼、反芻が必要なのを実感します。

③譜面から本当に有益な情報を吸収するためには?

じつは、譜面を読むという作業も、咀嚼、分解、反芻、吸収までのプロセスが重要になってきます。

何度も繰り返しになりますが、もし譜読みで、先ほどの消化というプロセスまで行わなければ、譜面から得られる栄養素と自分自身が一体化できないことになります。

つまり、いつまでたっても栄養素を吸収できないまま、栄養不足になってしまうということです。

じつは、アドリブ表現をするための豊かな発想やアイディアは、普段どのような栄養素を譜面から吸収するかどうか?で結果が大きく変わってきます。

今回は、具体的な譜面からの栄養素のとり方を、動画にしてみました。

こんにちは。ジャズピアノ講師のヨッシー佐藤です。

先日トルネード出版から発売になりました電子書籍「アドリブアイディア帳vol.1」ですが、感謝なことにたくさんのお申し込みをいただいております。

そこで、今回は、アドリブアイディア帳vol.1の冒頭でご紹介している全音符のアドリブの重要性についてご紹介してみたいと思います。

まず、この全音符のアドリブ練習ですが、プロが最も基本とするトレーニング方法になります。

以前、あるミュージシャンの方のレコーディングに参加したときのことです。

アメリカの某有名音楽大学を主席で卒業され、某有名ゲーム音楽の制作をされているサックス奏者の方です。

その方は、レコーディング前のリハーサルで、ずっと四分音符のアドリブを行っていました。

曲は、7拍子の難しい曲です。

難しければ難しいほど、シンプルな全音符で、メロディーを作るイメージトレーニングをされていました。

もちろんレコーディングでは、複雑なフレーズを演奏されていましたが、どんなに複雑なフレーズを弾くにしても、全音符のシンプルなフレーズという原点に戻れるということです。

さて、全音符のフレーズ練習の効果は他にもあります。

例えば、Dドリアンスケールでのアドリブをするときに、例えばバックのコードが「Dm7」と「G7」とでは、同じ音を弾いたとしても役割が異なってきます。

例えば、基本となる「レ」の音を弾いたとしても、Dm7にとっては主音、G7にとては「5度」の音になります。

次に「ミ」の音を弾いても、Dm7にとっては「9th」というテンションの音になり、G7にとっては「13th」というテンションの音になります。

つまり、同じ音を鳴らしてもコードによって音の響きが異なってきます。

また、コードがDm7一発だったとしても、Dドリアンスケール上の1つ1つの音の響きが変わってきます。

つまり、「レ、ファ、ラ、ド」というコードトーン(コードの構成音)なのか、「ミ、ソ、シ」というテンションの音なのか?という違いが生まれます。

スケール上の音をたくさん弾くにしても、こうした役割、響きの違いを意識したフレーズつくりなのか?そうでないのか?とでは、出来上がったフレーズの出来も異なってきます。

例えば、3小節フレーズを、「コードトーン」→「テンション」→「コードトーン」と弾けば、フレーズの中に「安定」→「緊張」→「安定」という動きをつくることができます。

また、「テンション」→「テンション」→「コードトーン」であれば、「緊張」→「緊張」→「安定」という、さらにフレーズをスリリングにすることもできます。

こうした音の使い分けは、やはり、自分のフレーズを「聴く習慣」が肝心です。

このように、全音のアドリブ練習は、音をたくさん弾かないかわりに、1音1音の響きを、しっかり聴き分けるトレーニングなります。

じつは、複雑なアドリブフレーズは、こうした「緊張」と「安定」を、意図的に使い分けることで生み出されています。

ただ、やみくもに練習をしても、それっぽいフレーズにならないのは、こうした基礎がおろそかになっている場合がほとんどです。

ところで、「聴く習慣」は、フレーズの終わりの音についても重要になります。

フレーズの終わりの音を弾いた直後に、自分がつくったフレーズが、どのような残り香がしたのか?を感じる体験も重要です。

フレーズを弾き終わった後に、スッキリした残り香を感じるのか?

それとも、何となくスッキリしない終わり方という印象を持ったのか?

スッキリしないのは、なぜか?

スッキリするためには、何の音を選べばいいのか?

逆に、次のフレーズにつなげるために、わざとスッキリさせずにフレーズを終わらせるのか?

など、フレーズを一呼吸おいている間に、自分は弾いたフレーズを振り返り、さらに次のフレーズの準備をするトレーニングも重要です。

まだまだご紹介したい内容はたくさんあるのですが、長くなってしまいますので、今回はここまでとさせていただきます。

アドリブアイディア帳にご興味のある方は、こちらをご覧くださいませ。