さて、私の歌手という目標はこうして実現し、何とか食べられるようになったのですが、弾き語りという一人の世界は気楽でもありますが 刺激も少ないので 何年かやったら煮詰まって来ました。
それに、不規則な夜型の生活が続いた私はちょっと身体の不調がでるようになっていました。
原因不明の腹痛に襲われたり、花粉症の症状もひどくなっていました。
このままでいいのかなぁ?
すると福島県の短大から 音楽やダンスを使った自己表現の講座を持って欲しいという依頼が。。。
そこは保育科があったので 授業として歌や踊りの表現のクラスが必要だったのです。
また、学校側は、生徒が授業の時には見せたことのない生きいきした姿を学園祭でカラオケなどを使用したイベントの時に見せるので そういう生きいきした授業を作りたかったみたいです。
週に一度 日本のポップスを使った音楽の実技のクラスを10年間持たせていただきました。
プロの音響と照明さんまで手配して下さって 今考えるとかなり贅沢な授業でした。
このとき、今まで自分のやってきたことが全て役に立ちました。
私の講座の試験は 生徒たちがグループを組み、舞台で歌って踊ることでしたから(^.^)
しだいに 他からも歌や発声を教えて欲しいという依頼がくるようになり、都内のミュージックスクールで教えたり 声のワークショップなども開くようになりました。
こうして 夜型の生活から昼型の生活へ!
でも、教えることが多くなると どうしてもエネルギーが分散してしまい 歌う活動が減ってきてしまいます。
ちょうどその頃 精神世界や心理学の世界に出会い 昔から興味があったこともあり、自己投資と称していっぱいつぎこみました。
当時、三国ますみさんとダニエル・ミルズさんがヒーラーズ・スクールというビジョン心理学をベースにしたワークショップ形式のスクールを主催していました。
とてもダイナミックで スピリチュアルな部分もあり、不思議大好きの私はすっかり嵌ってしまいました。
お二人には本当にお世話になり、ワークショップのアシスタントをしたり、個人セッションの経験も積ませて頂きました。
お二人のワークショップはエネルギーワークやヒーリングワークなどが組み合わされた独特のプログラムでしたから、ワークショップの中では変性意識体験が起きることもあり、チャネリング現象などが起こる人もいました。
かくいう私も何度か体験しましたが、おそらく脳の防衛機構が外れやすいタイプなんだと思います。
運よく(?)その場に居合わせた人とは その後も一緒に聖地に旅したり、今でも仲良くさせていただいてます
聖地もね~ チャネリングで出たルルドに行きましたよ
やっぱり不思議なことがいっぱい起きた!
その旅の記録はHPに載せたけど、またいつかここにも書きますね
自称グルウォッチャーのますみさんには「チャネラー修業をしなさい」と勧められました
でも 精神世界も興味深いし 過去世なんかもロマンがあるし面白いなぁと思うのですが、私はもっと現実と精神世界とバランスがとれていたいという思いが強く、そういうものを求めていました。
またまた長くなりそうなのでこの続きはまた今度。