ビーコイ | 晴耕雨邪図(せいこううJAZZ)

晴耕雨邪図(せいこううJAZZ)

早期セミリタイアを満喫すべく千葉県外房の某所に移住しJAZZレコードと自家焙煎珈琲に興じる日々

レコードB面積極的リスニング月間継続中。

B面は「裏面」とも呼ばれるので決して表ではない。
一般的にA面再生が常でB面は購入後に数度、下手すりゃ購入直後の一回だけってアルバムもある。
※所持枚数が少なければ常に両面リピートするかもしれないけど、ある程度の枚数持ってりゃそうなるわな

人間の集中力は20分前後という話もあるし、CD1枚通して聴くのはBGMか。そうであればレコードのB面は今で言うボーナストラックの意か?いや違うだろ(自問自答w)
チョット何言ってるのか自分でも分からなくなって来たし今後も投稿記事で派生しそうなので、ナイアガラトライアングルよろしく「B面で恋をして」のカテゴリー追加しました(笑)

で、今回は先日聴いたレコのB面から派生したお話。


このB2の「Ahmad's Blues」、作曲はAhmad自身。
マイルスがR.ガーランドに「俺のバックではジャマルみたいに弾け」と指示してたのは有名な話で、モノマネの特訓の成果を試すべく(?)このアルバムでは何とピアノトリオで収録( ゚Д゚)

どれどれ、試験官として立ち会ってみるか。。

※Workin'は1956年5月11日 &10月26日録音、ジャマル盤は1951–52年録音

おぉっ、クリソツ、一発合格(笑)
毎度思うけど、ボクサー崩れのピアニストが何でこんなチャーミングなピアノ弾けるんだろ?

そういやこの曲以外にもマイルスがクリソツアレンジで演ってたジャマルのプレイ幾つかあったよなぁ?

という事でレコード部屋行って18枚所持してるジャマルのレコードのジャケ裏で曲名確認して見繕って参りました。
※30年前はジャマルのArgoオリジナル盤は1500円程度でエサ箱inされてたので結構所持してる。Ramsey Lewisの同社盤も同様

先ずジャマルの上記アルバムのA4「Billy Boy」、マイルスはご存じコレ。

※残念ながら所持品は6eyeではなく2eye(+_+)

アップテンポでゴリゴリ演ってるガーランドに比べて通常営業なジャマル。


こっちのA1ではライブ盤故かアップテンポだけどジャマル節変わらず。
やはりタッチの差が本人と偽ジャマル(笑)の違いか。。



1958年3月9日録音。泣く子もジャマル、基、泣く子も黙る本盤だが、大本命A1のベースラインはマイルス完璧にジャマルのパクったべw


※1955年10月25日録音
ちなみにサムエルのA面の2曲共ジャマルのアルバムのA面に収録されている。
「Love for Sale」は本家に寄せて無いかな。。
てかジャマルのこのアルバム、 Ray Crawfordのチャカポコギターが耳に付いて残念。。


むしろライブ盤のコッチの方が似てるかな。
(ジャマルの「枯葉」はイントロでサラッとあのベースライン演ってるけど、マイルスはアレ気に入ったんだろうね、しつこくSam Jonesにリピートさせた故に名演になった!)

・・(クリスペプラーの声色で)さて、皆さんの「B面に恋をして」、通称「ビーコイ」を教えてください(笑)