鳴子温泉 村本旅館 [後編] | 鳴子温泉郷の宿・全投宿を目指すブログ

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自宅で父親を老々介護中、月1回のショートステイの時に鳴子温泉郷の宿に2泊しています。現在全宿数の半分を過ぎた所ですが益々鳴子の魅力に心奪われております、皆様も是非鳴子に泊まってその魅力を体験して頂きたいと思います。このブログがその一助になれば幸いです。

2023年8月投宿

 

 

 

村本旅館が知られるようになったのはやはり温泉だと思います、それも浴槽に出来た析出物のアート作品がきっかけでしょうね。YouTube等で見て知っていたものの、いざ現物を見るとやはり興味深いものがあります、浴槽の縁は山間地区の棚田のようになっており、これって鍾乳洞で見るヤツですよね。お湯には白い膜が張っておりカルシウム的な湯華でしょうか? 湯温はそのままでは入れないほど熱く桶で一生懸命湯揉みしましたが中々下がらなくて、仕方なく加水して入りました。長い湯揉み棒があるともっと楽に出来ると思いますが、もしかしたら浴槽の壁面に出来ているトゲトゲを壊してしまう可能性も見込んで用意してないのかもね。当然入浴中は浴槽の壁面に背中をつける事は出来ませんでした。湯温の熱さもあって何度も出たり入ったりしていると、人間て不思議なものでこれが慣れてくるんですね~、最初は熱さで身動き出来なかったのが平気になっちゃう訳。こういう熱いお湯って風呂上りは凄くサッパリして気持ちがいいです。

 

 

 

湯小屋、歩くところだけでも草刈ってけさいん。

 

 

入口から入ったら鍵掛けて貸切で使います、男湯でも女湯でもどちらでもOK!

独泉なので男湯の方だけ使いました。

 

 

脱衣場、床にアリの巣ころりが.....アリ来るんだろうね(笑)

 

 

浴槽、お湯は無色透明

 

 

ワォ! 

 

 

白い析出物が膜のように張ってます

 

 

カラン2つ、シャンプー、リンス、ボディーソープは2種類ずつあった気がする、確かダヴとLUXだったかPANTENEだったような(笑) シャワーは鳴子では1番強かったです。

 

帰宅した次の日、お風呂から上がった奥さんが「腕に付いたお湯が大きな玉になってはじくのー!」といたく喜んでました(笑)  それに踵の角質もすっかり取れて綺麗になったと騒いでおりました。

多分お湯をはじくのは村本旅館のお湯で角質が取れたのは扇屋かなと思います、なんとなく。

 

 

浴槽の壁面にトゲトゲ、これで背中掻いたらヤバい事になる。

 

 

天井

 

 

なんかエイリアンみたい

 

 

女湯、浴槽の縁の上部は削り取ったらしいです、まぁ危険な事もあるでしょうから。

 

 

それでも少しは残ってます

 

 

ここに唯一のドライヤー

 

 

お風呂から上がって来たら若旦那が持って来てくれました、これがお茶請けの代わりかも(笑)

 

 

 

お風呂に行こうとロビーまで来たら丁度御主人が買い出しから戻られてました、軽く挨拶をした感じでは凄く真面目そうな方でした。

 

お風呂から上がりアイスを食べて布団にゴロリ、そうしたら完全な熟睡状態に(笑) やっぱり疲れたてたんだと思う、湯疲れもあったろうし親父の介護と仕事等々、老々介護になりつつある年齢だし果たして何時まで続くやら.......

 

部屋には電話は無く若旦那が「食事の支度出来ました」とドアを叩く音で目が覚めた、支度して下の食事会場へ。宿に到着した時、若旦那が対応してくれて本当は18時半頃の夕食だったみたいだけど18時に変えて頂いてました。

 

私達だけの食事会場、冷房効いてますよ~

 

 

いやいやいや、中々のもんです。

 

 

おお! すき焼きじゃありませんか。てか量多くね?

 

聞いたわけじゃないので確実ではないのですが料理は御主人がされているようです、この旅館の性質上力仕事の方もいるでしょうし恐らく段々と量が増えていったと考えられます。なので一つ一つ料理の分量が多く私達では食べきれない事態に、本当に申し訳なかったのですがかなり残してしまいました。それに御飯まで辿り着かず、おにぎりにして貰ったのですが、それがマジでデカイおにぎりが2つでした(涙) ホントはツンとした小振りなおにぎりで良かったんだけど.....   やはり基準が力仕事の方の量になってるので、温泉宿としてお泊りになる方は頭に入れておいた方が良いと思います。

 

 

デザートの梨

 

 

朝食、私は完食いたしましたが、妻にはやはり多かったらしく残してしまいました。

 

 

 

村本旅館さんに泊まってみて、なんとなく温泉組合に入らないとかの理由が分かった気がします。自炊場も無いですし、いわゆる湯治場でもなく普通の温泉宿では無いという事なんでしょう。でも私は泊まって良かったです、凄くゆっくり出来たし睡眠も取れたしね。お湯も熱くて気持ち良く湯上りもサッパリして最高でした。まぁ他にお客さんが居なかったのもゆっくり出来た要因でしょうけど宿的には困りますよね。あと11時まで延長出来るか尋ねたところご厚意で無料延長させて頂きました、本当に有難い事です。但し必ず無料延長出来るとは限りませんのでご承知おきください。しかし宿泊料金が7500円で2食付きって安いですよね、それに理由は分かりませんが入湯税も消費税も記載が無かったです、全て含んだ価格なのかもしれませんね。消費税については色々と書きたい欲求に襲われますがBANされると困るので書きません。

 

 

 

町有末沢源泉

泉質・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉 低張性中性高温泉

旧名・含石膏-重曹泉

泉温・分析時59.7℃ 使用位置43.1℃

ph値・6.9

メタけい酸・155.7

知覚的試験・無色透明にして、微かに酸味を有し、臭気はほとんどなく、中性である

 

 

村本旅館 1号室+2号室 2食付き

エアコン〇 冷蔵庫×(共同の冷蔵庫有) ドライヤー×(湯小屋に有) ハブラシセット〇

浴衣〇 タオル〇(無地) バスタオル〇 テレビ〇 他に共同の電子レンジ有

IN 15:00   OUT 10:00

大人2人で15000円