鳴子温泉郷の宿・全投宿の記録+他もね!

鳴子温泉郷の宿・全投宿の記録+他もね!

自宅で父親を老々介護中、月1回のショートステイの時に基本鳴子温泉郷の宿に泊まっています。鳴子温泉郷には7種類の泉質があり、それも旅館ごとに全く違っていて温泉好きには堪らない温泉郷であります、皆様も鳴子に宿泊しこの豊富な泉質を楽しんで頂きたいと思います。

2025年12月中旬

 

 

 

 

 

 

 

花笠温泉ふくの湯から出て向かったのは"清水柳(すずやなぎ)"というお蕎麦屋さん、大石田そば街道加盟店になります。スイカ農家からの転身だそうで、お店の隣にスイカの直売所があり夏はスイカも売っているらしい(笑)   まだオープンして4年半の新しいお店です。

 

 

 

外観

 

 

 

靴を脱いで上がるスタイル

 

 

 

メニュー、蕎麦の他に鳥中華などもあります

 

 

 

今日の天婦羅の種類が分かります

 

 

 

私は鴨板そば(普通盛)+にしん煮

 

 

 

奥さんは天ぷら板そば(普通盛)

 

美味しく頂きました、十割そばという事で香りも強かったですね。それに蕎麦も好みの細さで良かったです、ラフランスが付いてくるのも嬉しい。ホント何年振りかでラフランスを頂きました、今や高級品ですからね。ただ十割なせいか最後の方は短く切れてしまいました、ここが十割の難しさですかね。

 

 

来迎寺在来手打ちそば 清水柳

鴨板そば(普通盛) 1,280円

天ぷら板そば(普通盛) 1,550円

にしん煮 380円

合計 3,210円(現金)

 

2025年12月中旬

 

 

 

 

 

 

 

松葉荘を出て向かったのは新庄市の新庄山屋温泉、ところが到着してみたら中からアジア系の人が出て来て今日は休みとの事、グーグルマップでは営業中だったのだが、これも良くある出来事で当てには出来ないのであった。という事で迷ったが一応目星を付けていた花笠温泉ふくの湯へ向かう事にしました、ここは銀山温泉に割と近い場所になります、私も死ぬまでに1回は銀山に泊まってみたいなと思っております、それも真冬にね。とにかくどこも予約は一杯で中々ハードルは高いみたいですが。

 

 

新庄山屋温泉、車が無くてラッキーと思ったんだけどね(笑)

 

 

 

外観、ここは尾花沢市だからか途中にスイカの直売所が結構ありましたね、以前は私らの町にもトラックで売りに来てた時代がありましたが最近はとんと見なくなりましたね、売れなくなったという事かな。私の小さい頃は井戸に吊るして冷やしたもんです(笑)

 

 

 

入り口前に「どれでも1枚50円」の張り紙、なんともローカルですね

 

 

 

入口入ると今度は野菜(笑) いやぁ~イイっすね。

 

 

 

券売機、大人500円

 

 

 

洋服なども売ってました

 

 

 

暖簾

 

 

 

人が居なければ撮っていいよと言われたのですが、お一人ずっとサウナを出入りしていたのでこれ一枚だけ。ぬるめの湯39℃とあつめの湯42℃の2つの浴槽、ぬるめの湯は特に何も感じなかったのだが、あつめの湯はヌルトロと言うよりヌメっとした感じの浴感でした。ここはシャワーも源泉でヌメっとします(笑) 成分表見たらPhが10の強アルカリでした、なんかこの辺りも面白いお湯がありますね。

分析年月日:平成28年3月22日

施設名:花笠温泉ふくの湯

源泉名:ふく乃湯源泉

泉質:ナトリウム-塩化物温泉

泉温:(分析時) 43.1℃ (使用位置)43.1℃

ph値:10.0

陽イオン

ナトリウムイオン:1586mg

カリウムイオン:13.1mg

マグネシウムイオン:0.4mg

カルシウムイオン:103.1mg

陰イオン

フッ素イオン:1.4mg

塩素イオン:2656mg

水酸イオン:1.7mg

硫酸イオン:0.3mg

炭酸イオン:22.2mg

遊離成分

メタけい酸:26.6mg

メタほう酸:18.2mg

溶存物質総量:4,429mg/kg

浴槽の利用形態

加水:無:

加温:有:入浴に適した温度に保つため加温しています。

循環ろ過:有:浴槽内の水温を均一にするため、循環装置を使用しています。

消毒処理:無

入浴剤:無

 

花笠温泉ふくの湯

入浴料 500円×2=1,000円

黒酢ドリンク 100円

桃スムージー 300円

合計 1,400円(現金)

 

2025年12月投宿

 

 

 

 

 

 

 

夕食は18時頃、ドアをノックされ会場まで案内されます。

止められていた通路が通れるようになっていて、そちらに歩いて行くと大広間です。入口の前に部屋の番号が書かれたカーペットがあり、そこにスリッパを脱いで入ります。中は大広間ではあるけれど部屋ごとに区切られて、他の人の目を気にする事なく食事を楽しめます。

 

 

 

既に配膳されていたもの

 

 

 

陶板焼き、美味しいお肉でした

 

 

 

先付など、焼き魚は後から持って来て空いている所に置かれました、黒ガレイだそうで西京焼きでしょうか? 上品なお味でした、器もそれぞれ違っていて楽しいですし、盛り付けも綺麗ですね。

 

 

 

馬刺し、小さめのサイズです。

 

 

 

天婦羅は無くて代わりにキノコのスープでした、後から熱々を持って来て頂きました。料理は全般に渡り大変美味しいです。

 

 

 

まずは生ビールと次に庄内の松嶺の富士。

この銘柄紹介の札は新しくした方が良さそう(笑)

 

 

 

イイ感じに焼けました

 

 

 

更に冷たいお蕎麦、なめこ蕎麦ですね。意外に量もありました

 

 

 

熱々の納豆汁、これは絶品

 

 

 

お腹いっぱいでお米は味見程度、真室川産のひとめぼれ。私達もいつも食べてる品種ですが違う産地の物は初めてでした、真室川産も旨かったです、このお米は女将さんの叔父さんが作っているそうですが、親戚でも取引価格は上がったそうな(笑)

 

 

 

デザート

 

 

 

モザイクランプも良い雰囲気を醸し出しています

大変美味しく頂いたし何もいう事は無いのだけど、せっかくこれだけの料理を出しているのに勿体ないなぁと思った事があります。それはやはりお品書きは簡単な物でいいので欲しいですし、割りばしも料理に見合ったもう少し良い物でだったらなぁと残念に思いました。更に言うとおしぼりも手巻きだともっと嬉しいです。私らが変なのかもしれないけど、そういうちょっとした事で良い旅館だなと感じたりするものなんですよね。

 

 

 

 

 

朝食は7時半頃、同じ場所で。時間は8時も選べたと思います。

ご飯のお供が多くて3杯お代わりしました(笑)

 

 

 

納豆にはネギが刻んであります

 

 

 

朝食も大変美味しく頂きました

 

 

 

なめこデカッ!

 

 

 

食後のコーヒー

 

 

 

デロンギのエスプレッソマシンで淹れられたコーヒーです

 

 

 

女将さんと話していると可愛い方言が出て来て楽しいですね、このあたりでは語尾に"にゃあ"が付くらしいです、山形と言えば語尾に"ずー"だとばかり思ってました、私ら宮城でも負けず劣らずかなり訛ってますけどね~(笑) 

 

 

にゃあ

 

 

価格的にコスパもいいし山形県の上位に来るのも納得の宿という印象、又いつか再訪したいなと思います。

 

 

羽根沢温泉 松葉荘

プラン名:【スタンダード】~山の味コース~旬の物を活かしたこだわりの「最上の味」と「美神の湯」の温泉を堪能! (楽天トラベル)

大人2人 13,000円×2=26,000円

入湯税 150円×2=300円

生ビール 770円

冷酒1合 770円

合計 27,840円(現金)

 

2025年12月投宿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

羽根沢温泉は美神の湯と呼ばれ加登屋も松葉荘も同じ源泉ですが多少違う気がしました。松葉荘は源泉掛け流しなのでよりフレッシュさを感じました、硫黄の匂いは逆にやや弱く塩味が若干強く感じられました、湯温も43℃超えていたし私好みの良い湯でした。夏なら少し熱いかもしれませんが真冬だと大適温に感じます、残念だったのは湯華キャッチャーが設置されており、湯華が皆無だった事ぐらいです。

 

 

 

 

 

浴場への通路

 

 

 

左のドアが女湯、正面が男湯

 

 

 

間に洗面台がありドライヤーが1つあります、夜は清掃の為11時までで朝は4時ぐらいから入れるそうです。

 

 

 

ドアの外にスリッパは脱いで下さい

 

 

 

男湯の脱衣場

 

 

 

椅子も置いてあります

 

 

 

わりと大きめの浴槽、浴槽の中の女湯との区切りが無い気がします。

長方形の1つの浴槽を分けているのかな、源泉投入も真ん中に1つだけですね、鬼首のとどろき旅館の内湯と同じタイプですね。

 

 

 

浴場と加登屋さんは隣り合わせでその間に源泉があります、なので源泉がすぐそばにある為加温する必要が無く、燃料代が掛からないので助かると女将さんが言ってました。浴感はとにかくヌルトロが強くニュルニュルします(笑) 浴槽周りは滑るので細心の注意をもって歩いて下さい。個人的に羽根沢ではここが一番気に入りました。

 

 

 

 

 

 

 

43.4℃、湯が肌に馴染むせいかそこまで熱くは感じなかったです。

 

 

 

カランは2つ、シャワーは水圧水量とも問題なく使えます。

 

 

 

花王 エッセンシャル ザビューティ 髪のキメ美容シャンプー

 

 

 

女湯脱衣場

 

 

 

男湯より狭いですね、男湯の1/3かな。

 

 

 

源泉投入口

 

 

 

カラン1つ

 

 

 

女湯にはベビーバスがあります

 

 

 

名入りタオル

加登屋さんと分析日も全く一緒でした、違うのは浴槽の利用形態のみですね

分析年月日:令和5年10月2日

施設名:松葉荘

源泉名:羽根沢源泉

泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉

泉温:(分析時) 45.2℃ (使用位置)43.0℃

ph値:8.3

陽イオン

リチウムイオン:0.1mg

ナトリウムイオン:1233mg

カリウムイオン:1.6mg

マグネシウムイオン:0.3mg

カルシウムイオン:2.2mg

ストロンチウムイオン:0.2mg

バリウムイオン:0.2mg

アンモニウムイオン:1.5mg

陰イオン

フッ素イオン:3.4mg

塩素イオン:882.7mg

臭素イオン:3.7mg

ヨウ素イオン:0.5mg

硫化水素イオン:0.9mg

チオ硫酸イオン:2.4mg

硫酸イオン:2.4mg

リン酸イオン:0.2mg

炭酸水素イオン:1486mg

炭酸イオン:22.5mg

遊離成分

メタけい酸:35.2mg

メタほう酸:18.0mg

遊離二酸化炭素:12.8mg

溶存物質総量:3,697mg/kg

浴槽の利用形態

加水:無:源泉100%です

加温:無

循環ろ過:無:かけ流しです

消毒処理:無

入浴剤:無

 

 

料理編に続く

2025年12月

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぽんぽ館を出て向かったのは松葉荘、羽根沢温泉では残りの1軒ですから今のうちに泊っておきたいと思いまして。しかし途中の小杉の大杉(トトロの木)はやはり熊が怖くて行けませんでした、ビビリなせいもあるけど万が一を考えるとね~。もし紅葉館が再開したら訪れてみたいです。

 

ぽんぽ館から10分程度で到着、玄関わきに停めチェックインです。

 

 

外観、外から見るとかなり古く感じますね。

 

 

 

玄関

 

 

 

ロビー、ジャズが流れています。

 

 

 

じゃらんの2024年"泊まって良かった宿大賞"の山形県で3位

 

 

 

センス良く飾られています

 

 

 

館内全部こんな感じ

 

 

 

泊った205号室

 

 

 

踏み込み、冷蔵庫とお茶セット、姿見もあります。

コーヒーはドアの前にコーヒーメーカーがあって好きなだけ飲めます

 

 

 

中には中瓶のビール3本(有料)と前の泊り客の忘れ物(笑)

あとで女将さんが取りに来てくれました、冷蔵庫チェックを怠ってしまったようです。正直に謝罪されてたので問題無し、逆に下手な言い訳されるより気持ちがいいものです。

 

 

 

写真のお水の他に氷水のポットもありました。

 

 

 

布団は敷かれています、下にマットレスがあるのでベッドみたいな感覚。15畳広縁無し

 

 

 

部屋の中にも緑があって落ち着きます

 

 

 

名入りタオル、バスタオル、浴衣、羽織、歯磨きセット。帯は長め

 

 

 

Wi-Fi、何種類かありますが楽天のWi-Fiが一番安定していました

 

 

 

館内図

 

 

 

ドアの前は普段は藤の衝立が置いてあって通行止め、食事の時に通れるようになって奥の大広間で頂きます。

 

 

 

共用の洗面台

 

 

 

共用のトイレ、男女別

 

 

 

洗浄機能付き、割と強め

 

 

 

真新しい男子用小便器、もし立ち眩みしてもなんとか大丈夫そう。

 

 

 

1つだけ頂けない事が.....こういう所の改善があれば順位も上を狙えると思います。

 

 

 

自販機

 

 

 

玄関入るとすぐいます(笑)  バナちゃん、ゴールデンの16歳だそうです。既に歩けずの状態なので犬が苦手な方でも大丈夫、我が家でも15歳まで生きたラブラドールがいたので見てると涙出ちゃう。

 

 

館内は思ったより歩く距離は少ないです、女将さんなのか娘さんなのか館内はセンス良く飾り付けられ、緑も多く静かだし居心地は良い。トイレの換気扇だけが勿体ないですね、もう少し高い位置ならさほど気にならなかったと思うけど意外に近かったので"あらら"となっちゃいました。あと娘さんは少々クールで今風の女子って感じでした、まぁクールビューティってとこですかね(笑)

 

 

 

温泉編に続く

2025年12月

 

 

 

 

 

 

 

今田商店を出て近くのセブンイレブンへ、まだビールを買うには早い時間だけど気温も低いし取り敢えず購入しておきました、山の方に向かうとコンビニは皆無だし早めの購入が間違いないですから。

 

 

次は戸沢村にある温泉施設「いきいきランドぽんぽ館」へ、何やら砂風呂があるという事なので是非挑戦してみたいなと思いましてね。昔指宿に行ったとき無念にも入らずじまいだったものでして、人生初の砂風呂体験となりました。係の方のお話だと米沢にも砂風呂に入れる施設があるそうです、凄いね山形。

 

 

 

かなりデカい施設ですね、ウォータースライダーが建物から外に張り出してます。雨だったので全景は撮れませんでした。

 

 

 

ぽんぽ館らしくタヌキのお出迎え

 

 

 

入口

 

 

 

券売機で買って受付に渡します、入浴料は450円。砂風呂は入浴料込みで1,500円でした、受付で浴衣を渡され説明を受けます。

 

 

 

プールは冬季休業

 

 

 

中も広くてデカいです

 

 

 

休憩室、利用は200円。

 

 

 

大浴場に向かう通路

 

 

 

男湯暖簾

 

 

 

脱衣場で裸になり浴衣を着て大浴場の右側通路を通ってここに

 

 

 

1回15分、最初短いなと感じましたが実際は限界ギリギリでした(笑)

 

 

 

効能

 

 

 

普段は源泉で満たしておいて、受付で利用者が現れると湯を抜くらしい、なので少し待ち時間もあるので着替えも急がなくてOK。

 

 

 

利用者ごとに源泉を満たし抜くので衛生的にも万全との事

 

 

 

ベンチがあってまずは桶に汲んだお湯で足湯をします

 

 

 

入る前に用意された冷たい麦茶を飲みます

 

 

 

こんな感じ

 

 

 

横になって上を見た図、係の方が砂を掛けてスタート。

お尻から腰がかなり熱いです、途中何度も大丈夫か聞かれるのでヤバく感じたら言った方がいいですね。終わったら浴衣は脱いで籠に入れ横にあるシャワーで砂を落とし、持ってきたタオルで秘部を隠しながら通路を通って大浴場へという流れです(笑)

個人的にはもう1~2℃砂の温度を低くして20分が良いかなと思いました、でも身体も芯から温まり血行が良くなった感じです。

 

 

 

大浴場、写真は公式HP引用。

砂風呂から直通でここに来ます、洗い場が個室のように区切られていて気兼ねなく洗髪出来ますね。サウナもあるし週末は薬湯という薬草湯もあるそうです。お湯に入ると結構なヌルトロ具合で羽根沢的な印象、ただ硫黄の匂いはしなかったです。消毒臭はほんの少しありましたがあまり気にならず良いお湯でした。湯温は体感42℃かな。

 

 


2Fのレストラン入口

 

 

 

2Fからの視点、広いし綺麗だし良い施設ですね。

下のソファーで休んでたら汗が止まりませんでした、冷やすために自販機でアイスを購入、ホントこういう施設があって羨ましい。

 

分析年月日:令和7年11月14日

施設名:戸沢村 いきいきランドぽんぽ館

源泉名:野口源泉

泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉 低張性弱アルカリ性高温泉

泉温:(分析時) 65.1℃ (使用位置)42.0℃

ph値:8.3

知覚的試験:無色澄明にして塩味を有し、無臭。

陽イオン

リチウムイオン:0.2mg

ナトリウムイオン:2338mg

カリウムイオン:12.6mg

マグネシウムイオン:1.2mg

カルシウムイオン:8.8mg

陰イオン

フッ素イオン:3.6mg

塩素イオン:1972mg

臭素イオン:7.4mg

ヨウ素イオン:1.2mg

硫酸イオン:0.6mg

炭酸水素イオン:2513mg

炭酸イオン:38.3mg

遊離成分

メタけい酸:61.0mg

メタほう酸:29.7mg

遊離二酸化炭素:21.9mg

溶存物質総量:6988mg/kg

浴槽の利用形態

加水:有:源泉温度が高いので、加水しています。

加温:有:入浴に適した温度に保つため、加温しています。

循環ろ過:有:衛生管理のため循環装置を使用しています。

消毒処理:有:衛生管理のため、塩素系薬剤を使用しています(次亜塩素酸ソーダ)

入浴剤:無

 

 

いきいきランドぽんぽ館

砂風呂 1,500円×2=3,000円

アイス 300円

合計 3,300円(現金)

2025年12月

 

 

 

 

 

 

 

 

10月に行ってきた青森の下北地方と上北地方で大きな地震がありました、震度6強は私も経験がありますが立っていられない強さです、被災された方々には心からお見舞い申し上げます、又泊まって来た旅館等にも被害が無い事を祈っております。

 

 

さて12月のプチ湯治は新庄市のラーメン店今田商店からスタートです、が実は最初向かったのは中華そば末広でした(笑) ナビの案内で行ったんだけど何故か見つけられずに通り過ぎていて、なんか戻るのも面倒で次に向かったのが一茶庵支店、ところが着いたら定休日。で次に何カ所か目星をつけていたひとつの今田商店へ向かいました、ここも実は見つけられずに通り過ぎてしまいましたが、すぐ先の市民文化会館に入りUターンして見つけました、満車でしたが丁度1台が出てくれて運よく滑り込む事が出来ました。

 

 

 

外観からは小さい店舗に感じました。

 

 

 

 

入り口を入ると置物等飾ってあります

 

 

 

人気店らしくウェイティングボードもあります

 

 

 

左の引き戸を開けて店内へ

 

 

 

待つ事無く座れました、入口を入ると4人掛けのテーブル2つと1人用のカウンター席、あとは奥の座敷にテーブル4つですね。割と大きなお店です。古民家でも移築したような造り、窓からの竹林がいいですね。水と割スープがセルフサービスです。

 

 

 

厨房

 

 

 

メニュー、殆どの方がつけ麺頼まれてました。

 

 

 

私はチャーシュー麺のちぢれ太麺です、チャーシューがデカい

 

 

 

ちぢれ太麺、美味しく頂きました。

 

 

 

奥さんは中華そばのちぢれ細麺

 

 

 

ちぢれ細麺、どちらもそれぞれ選べます

 

お客さんも次々と来店されますね、外に出たら1台待っていたので速攻で駐車場を出ました(笑) お互い様ですから。

 

 

今田商店

中華そば 750円

チャーシュー麺 950円

合計 1,700円(現金)

 

2025年11月

 

 

 

 

 

 

 

 

一旦休業に入りオーナーが変わって再オープンした姥の湯旅館、今のところ日帰り入浴と部屋での休憩のみとなっております。

全部の浴槽が貸切となっていて価格は1人では躊躇するような設定となっているようです、夫婦ならば何とか入れるのかなという所でしょうか、あとは余裕のある富裕層になるんでしょう。

 

 

 

閉館した"なかやま山荘"ですが現在工事中のようです、12月23日に鳴子温泉郷 寿苑として再オープンの予定らしいです。又あの桐の湯に入れると思うと嬉しい。見た感じ新オーナーは以前のオーナーさんと同業種の会社のようですね。

 

 

 

姥の湯旅館、新しい入口は以前厨房だったところですね。

噂では新オーナーさんは娯楽産業の方だとか、そっちもどんどん縮小傾向の産業みたいなので新たな業種の開拓でしょうか。

 

 

 

泉質の立て看板

 

 

 

フロント、写真は公式Xからお借りしました。

受付でどこが空いてるのか聞いたら硫黄泉以外は大丈夫との事、ならば芒硝泉の熱い湯で今回のプチ湯治を締めようと思いそれに決定、現在43.5℃ですが大丈夫ですか?と聞かれましたが「丁度いいね」と言って鍵とタイマーを受け取りました。タイマーは湯に入るタイミングで押して下さいとの事でした。

 

 

 

牛若丸の湯、前の義経風呂の男湯ですね。

 

 

 

脱衣所、リニューアル済

 

 

 

懐かしの芒硝泉

 

 

 

ところが入ってみたらえらく温い、計ってみたら37℃。それに何という事か源泉が出て無いんですよ、何が43.5℃だよ! それに何か浴槽の底とか縁とか"ぬめり"が酷くて掃除ちゃんとやってんのかな ?

 

 

 

こりゃたまらんという事で脱衣場に戻ったら電話が目に入り、すぐさまフロントへ掛けてぬるい事と源泉が出て無い事を告げ、浴槽洗ってるのかも確認。ちゃんと洗っているとは言われましたが、以前の記憶ではこんなにぬめっていた事は無かったような。

少ししたら隣の浴場から外に出て何やらゴソゴソ、すぐ源泉が出てまいりました。でもねここの浴槽の大きさだと温度が上がるのに暫く掛かる、時間の制約もあるしで何か腹立ってきた(笑)

 

 

 

湯華、そうこうしていたら電話が鳴った、時間は気にせず使用していいですとの事、まぁそりゃそうだ。しかし電話の声は小さ過ぎて聞きづらい。

 

 

 

ここからが結構大変で桶で混ぜたりしてさぁ、なんとか50分経ってブザーが鳴った頃ようやく温かくなって来ました、プチ湯治の締めに熱い湯でキリッと締める筈がただひたすら湯を混ぜていたという、なんとも締まりのない事になってしまいました(笑)

 

 

 

悔しいので髪洗いました(笑)

 

 

 

シャワーも2つ新しく付けてあります、水圧は普通。2つ同時使用だと弱くなる。

 

源泉が止まっていた事が解せない、お客さんがいないときはいちいち節約で止めているとかですかね? そんなことありえないとは思うけど。そういえば隣の旧東河原湯も売りに出てたけどどうなったのかな?  違う所有者になれば借りてる芒硝泉もどうなるのか気になりますね。こんなドタバタで成分表を撮り忘れてしまった、又そのうち行ったら撮ってきます。

 

しかし今回はマジで金返せレベルですが姥の湯のお湯を再開された事に敬意を表し今回は不問とします(笑)

 

 

姥の湯旅館

牛若丸の湯 平日50分 2,700円

 

2025年11月

 

 

 

 

 

 

 

亀屋旅館の駐車場から走り出すと路面に雪はほとんど無く、流石豪雪地帯だけあって除雪は完璧にされていました。肘折地区から下界に下りると雪は全然見当たらず、ここまで違うものなのかと逆に驚きました。

 

さて向かうのは舟形町にある"中華そば 雅"、山形はラーメンの

消費量が他県より多いそうで美味しいラーメン屋さんも多いらしい。私は山形で思い浮かぶのは蕎麦なんですけどね、若いころはよく昼食を食べるために山形まで車を飛ばして行ったもんです(笑) 昔は山形の蕎麦文化が羨ましくてね、当時宮城には美味しい蕎麦屋さんも少なかった気がします、今は美味しいお店も増えて嬉しい限りですが。まぁ蕎麦に限らず麺類は大好きなので両方織り交ぜて訪れてみたいと思います。

 

オープンは11時ですが10時45分くらいには到着、少し待って暖簾が出てオープンです。

 

 

外観、2Fの設計屋さんの看板が目立ってしまい、分りずらいですね

 

 

暖簾が出てようやくラーメン屋の雰囲気に

 

 

 

水はセルフ、御主人は強面ですね(笑)

 

 

 

最初チャーシュートッピングをしようとしたら現在は中止との事でメンマトッピングにしました。

 

 

 

中華そば、味付きメンマのトッピング。デフォルトでは穂先メンマになっています。醤油の利いた美味しい中華そばです、次々にお客さんが訪れてやはりかなりの人気店ですね。こういうラーメン屋さんが近くにあると嬉しいです。

お店の前の駐車場が一杯の時は隣にあるDCMニコット 舟形店の駐車場に停めてよいとの張り紙がありました。

 

 

中華そば 雅(まさ)

中華そば 800円×2=1,600円

メンマ 100円

合計 1,700円(現金)

 

2025年11月投宿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

亀屋旅館では2種類の源泉があり、右隣りの上の湯(共同浴場)と同じ源泉を持つ肘折では唯一の旅館です。男湯と女湯どちらも内湯のみですが、男湯には大小の浴槽2つがあります、暖簾から男湯となってますが分析表には混浴となっていて女性も入れるのではないかと思います。入口の扉には鍵が付いていますから、もしかしたら貸切で使えたのではないかなぁ。この辺は聞いていないので不確実ですけど、折角2つの源泉があるのに女性だけが入れないという事はないと思います。

 

 

 

男湯暖簾

 

 

 

脱衣棚

 

 

 

浴室、大きい方が上の湯と同じかなと思います、大きい方が薄目の笹濁り、小さい方が濃いめです。

 

 

 

上の湯源泉(疵湯)の方がドバドバ、浴槽は広いのですが浅いです。

 

 

 

アブラ臭と微金気臭、浴感はキシキシですね。東鳴子の阿部旅館の奥の方と似てる感じです。

 

 

 

41℃弱とややぬるめ

 

 

 

カラン3つ、シャワー2つ。シャワーはどちらも激弱、洗髪はかなりの時間を要します、私は面倒なので浴槽のお湯で泡を流しました。

 

 

 

組合源泉(あったまり湯)の方が勢いは弱い

 

 

 

こちらの方が濁りは強く感じました

 

 

 

温度も丁度良く浴槽も深くていい感じです

 

 

 

こちらは42.2℃、体感だと43℃ぐらいに感じました。

 

 

 

鉄分多いのかな

 

 

 

男湯はリンスインシャンプーとボディソープ

分析年月日:平成28年9月21日

施設名:亀屋旅館

源泉名:上の湯1号・2号・3号、組合2号・3号・5号源泉 混合泉(疵湯)

泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉

泉温:(分析時) 43.5℃ (使用位置)43.0℃

ph値:6.4

陽イオン

リチウムイオン:1.0mg

ナトリウムイオン:555.1mg

カリウムイオン:37.8mg

マグネシウムイオン:16.5mg

カルシウムイオン:72.7mg

マンガンテオン:0.2mg

陰イオン

フッ素イオン:0.1mg

塩素イオン:624.0mg

臭素イオン:1.3mg

硫酸イオン:128.1mg

炭酸水素イオン:685.2mg

炭酸イオン:0.1mg

遊離成分

メタけい酸:119.9mg

メタほう酸:33.6mg

メタ亜ヒ酸:0.8mg

遊離二酸化炭素:456.5mg

溶存物質総量:2,276mg/kg

浴槽の利用形態

加水:有:源泉温度が高いので、水道水(井戸水)を加えて温度調節をしています。

加温:無

循環ろ過:無

消毒処理:無

入浴剤:無

 

 

男湯と女湯の間にあるトイレと手洗い所、ここにドライヤーが1台

 

 

 

女湯

 

 

 

脱衣場

 

 

 

女湯だけに扇風機

 

 

 

浴槽は1つでおそらく組合源泉

 

 

 

ドバドバではない

 

 

 

こちらも42℃

 

 

 

シャンプーとコンディショナー別々、あとメイク落としもあります

 

 

 

名入りタオル

分析年月日:平成28年9月21日

施設名:亀屋旅館

源泉名:組合2号・3号・5号源泉 混合泉(あったまり湯)

泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉

泉温:(分析時) 65.9℃ (使用位置)43.0℃

ph値:6.6

陽イオン

リチウムイオン:1.8mg

ナトリウムイオン:879.2mg

カリウムイオン:72.7mg

マグネシウムイオン:22.0mg

カルシウムイオン:89.6mg

マンガンテオン:0.3mg

鉄(Ⅱ)イオン:2.3mg

陰イオン

フッ素イオン:0.2mg

塩素イオン:991.2mg

臭素イオン:2.0mg

硫酸イオン:234.9mg

炭酸水素イオン:912.0mg

炭酸イオン:0.3mg

遊離成分

メタけい酸:146.1mg

メタほう酸:54.2mg

メタ亜ヒ酸:1.6mg

遊離二酸化炭素:357.9mg

溶存物質総量:3,410mg/kg

浴槽の利用形態

加水:有:源泉温度が高いので、水道水(井戸水)を加えて温度調節をしています。

加温:無

循環ろ過:無

消毒処理:無

入浴剤:無

 

 

 

 

 

 

 

夕食は18時から18時半までに部屋に持ってきます、との事で部屋食となります。昔ながらの脚の長いお膳ですからテーブルではなく畳に置いて頂きました。

 

 

山菜やキノコ等の山間の湯治場らしい食事

 

 

 

美味しい冷酒を頂きました

 

 

 

キノコとターンオーバーの目玉焼きの組み合わせは新鮮、柿と菊の花をマヨネーズ和えした物、意外に美味しい。あと漬物。

 

 

 

山間部にしては新鮮なお造りと鮎の塩焼き

 

 

 

ゼンマイの煮物とワラビに辛みのあるみぞれソース的な感じ

 

 

 

お米は"はえぬき"と味噌汁

 

 

 

朝食は7時半から8時の間だったような気がします、自家製のシソ巻きがありましたけど少し揚げ過ぎた感じでしたね。

 

 

 

一瞬生卵かと身構えましたが温玉でした、こちらも納豆は無し

 

 

 

完食、美味しく頂きました。

 

今回は初雪がドカ雪となり、ある意味肘折温泉には大歓迎を受けたかなと思っております(笑) 狭い範囲にひしめき合う旅館がなんとも言えない風情を醸し出していて、是非又訪れてみたいなと思っています。亀屋旅館も中々良かったです、雪に埋もれた愛車の雪も払っていてくれて助かりました。駐車場も御主人とお婿さんで雪掻きをしっかりされていましたよ、ホントお疲れさまでした。

 

 

 

肘折温泉 亀屋旅館 公式HPから予約

チェックイン 14:00 アウト 10:00

【2食付】当館人気No.1☆肘折の山菜三昧×2種類の名湯でココロもカラダもリフレッシュ♪
大人2人 10,200円×2=20,400円

入湯税 150円×2=300円

暖房費 300円×2=600円(HPには2人以上は1人350円と書かれていました)

冷酒 1,000円

合計 22,300円(現金)支払いは現金のみです