海外ライブの可能性(5) | 私、BABYMETALの味方です。

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アイドルとメタルの弁証法
-May the FOXGOD be with You-

★今日のベビメタ
本日3月9日は、過去BABYMETAL関連で大きなイベントのなかった日DEATH。

<2021年3月8日現在>    
PCR検査数    累積8,602,538     2月6日    7,186,880人     直近30日間1,415,658人 
陽性判定数    累積439,992     2月6日    401,355人     直近30日間38,637人 
死者数        累積8,253     2月6日    6,243人        直近30日間2,010人 
致死率        累積1.88%    2月6日    1.56%        直近30日間5.20%
(データ元:厚労省「新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料」)

米国CDCは3月7日、ファイザー、モデルナ、ジョンソン&ジョンソンのワクチンを接種完了し、2週間以上経過した人同士は、マスクの着用やソーシャルディスタンスなしでも、屋内で集まることができるという指針を発表した。
ワクチンメーカーを特定しているあたり、医療マフィアとの癒着の匂いがプンプンするが、これはごく当然の指針といえる。
武漢ウイルスに対して免疫を獲得した人なら、生きたウイルスが咽喉部に付着しても、発症しないか、軽症で完治する。ましてや、極めて少量のウイルスの死骸が付着してもまったく問題ないはずだ。
そういう人ばかりなら、社会的リスクを過大に考慮する必要はない。当たり前の話である。
ところが、そうはいかないのが武漢ウイルス禍ではなかったか。
武漢ウイルス禍は、発症した患者ではなく、PCR検査で陽性判定を受けた者が「感染者」と定義される、世にも奇妙な「病気」である。
仮に、ワクチン接種を完了した人同士がマスクなしで集まり、例えばそこにいたAさんは免疫を獲得しているから発症しなかったとする。普通ならそれで何も問題はない。
ところが、そこでAさんの服や身体に生きたウイルスが付着し、数日が経過して死骸になったとしても、その後、Aさんが高いCT値のPCR検査を受ければ、死骸のRNAを検知して、Aさんは「陽性」=「感染者」になってしまう。
しかも「陽性」になったAさんが、Bさんと濃厚接触して、ウイルスの死骸をBさんの身体に付着させ、Bさんが同じく高いCT値のPCR検査を受ければ「陽性」になってしまう。
これが、現在まで続く、「クラスターにいた無症状の人が他者に感染させる」という武漢ウイルス禍の神話=カラクリだったではないか。
今回のCDCの発表は、PCR検査の陽性判定が「感染者」にされてしまう理不尽さがまったく考慮されていない。
確かにアメリカのPCR検査のCT値は30程度なので、生きたウイルスが咽喉部に1万匹以上繁殖していないと「陽性」にはならないかもしれない。
だが、日本のPCR検査はCT値40-45だったから、「ウイルスの死骸5匹分」でも陽性判定され、感染症法上、要隔離の「感染者」とされてきたのだ。
ワクチンを打てばOKという指針は、これまでの厚労省の政策と明らかに矛盾するのだ。
もう一つの問題は、CDCが指定した3社のワクチンを打たねば免疫獲得とみなさないのかということである。
日本の「感染者」は、高いCT値のPCR検査で「水増し」されていても、人口比にして欧米の数十分の一の数に収まっている。
京都大学大学院医学研究科特定教授上久保靖彦さんによると、日本は2020年1月~2月に、春節で来日する中国人を抑えなかったため、弱毒性の武漢ウイルス「K型」が広がり、結果として、すでに日本人の85%が免疫を獲得しているという。
ウイルスに反応して体内で形成される抗体は、軽症だった場合、数週間で消えてしまうから、流行から数か月後に抗体検査をやってみても、抗体を持っている人の比率は少ない。だが、人間の体内には一度産生した抗体の設計図(免疫記憶)が残るので、次に実際に同じ型のウイルスが体内に入って来た時には、すぐに抗体が形成され、発症や重症化を抑え込む。これが免疫のしくみであり、85%が免疫を持っていれば日本は、国として集団免疫を獲得していることになり、ワクチン接種は不要である。
日本だけでなく、中国に近い東アジア諸国では、2020年2月までの「K型」によってこうしたプロセスが進行したが、欧米では同時期に中国からの渡航者をシャットアウトしたため「K型」が入っておらず、免疫が獲得されていなかった。2020年4月に、より強毒性の「G型」が広がった際、欧米では大流行したが、日本やアジア諸国では「感染者」「死者」が人口比にして数十分の一の規模に収まったのは、このためである。
したがって、わざわざ特定3社のワクチンなど接種しなくても、日本人は集団免疫を持っており、武漢ウイルスの社会的リスクは低いのである。
だから、「感染者」や「死者」が欧米の数十分の一しかないアジア諸国では、発症者が外出せず、マスク着用するのは当然だとしても、無症状の人がマスクを着用したり、ソーシャルディスタンスを取ったりする必要は元々ないのである。
今回の米国CDCの指針は、そのことを改めて示したわけだが、マスメディアや厚労省は、またも3社のワクチンを接種すればすべて解決、打たない奴は非国民という医療マフィアの思惑通りの煽りをするのだろうな。
先週、小池百合子東京都知事が、重症者用病床数が本当は1000床あったのに、厚労省には500床しかないと過小報告しており「緊急事態宣言」延長のための「医療ひっ迫」を作り出したことが明らかになった。
そして昨日、「神奈川県の黒岩知事も緊急事態延長に賛成している」というウソを、神奈川県知事や埼玉県知事に伝え、「1都3県知事全員が延長に賛成している」という雰囲気を作り出すという、子どものような振る舞いをしていたことが、当の黒岩知事に告発された。
小池知事は、そうまでして「緊急事態宣言」の延長を望んでいたのだ。
なぜだろう。
読売新聞の調査によれば、77%の国民が「緊急事態宣言」の延長を支持しているという。
固定電話による全国調査だから、1都3県の「緊急事態宣言」の経済的影響を受けず、感染リスクだけを気にする高齢者が中心だからだろうが、今回のレギュレーションは、5000人までのイベントが開催できるから、オープン戦も有観客でやっているし、休業補償や雇用調整助成金制度も手あついから、これ以上状況が悪くならないように、継続を望む気分の人が多いのだろう。
小池都知事も、その「やり口」の汚さを告発した黒岩神奈川県知事も、そして菅首相も、結局「緊急事態宣言」の継続を承認したのは、そうした「世論」に逆らってまで解除した後になって「感染者」が増えたら、政治的ダメージを受けると判断したのだろう。なんとケツの穴が小さいことか。
武漢ウイルス禍の本質をきちんと説明し、感染したって風邪やインフルエンザと同じく、社会的リスクは低いのだという真実を告げる政治家はいないのか。
「緊急事態宣言」=DYSTOPIAにあっても、粛々と10 BABYMETAL BUDOKANを進めるBABYMETALは、清々しい。

●フランス…人口6699万人 累計感染者数391万人 死者数88,933人
・パリ(2014年公演、2016年Download Paris、2020年公演)
・ストラスブール(2015年公演)
→フランスの1日当たりの感染者数(1週間平均)は、11月7日に5万4440人だったが、3月8日現在は2万1270人になった。感染が収まっているとはいえない。
→EU域外からフランスへの入国は、政府関係者、研究者等の特別な渡航理由がある場合以外は不可。

 

●スイス…人口857万人 累計感染者数56.5万人 死者数9,347人
・チューリヒ(2015年公演)
・プラッテルン(2016年公演)
→スイスの1日当たりの感染者数(1週間平均)は、11月8日に8850人だったが、3月8日現在は1048人になった。日本の14分の1の人口だから、この数字に14倍し、累計死者数が13万人、ピーク時で1日12万人の新規感染者がいたことになる。WHOのおひざ元は壊滅的な被害を受けたのである。
→現在、日本からスイスへの入国は原則不可。

●イタリア…人口6036万人 累計感染者数308万人 死者数10万人
・ボローニャ(2015年公演)
→イタリアの1日当たりの感染者数(1週間平均)は、11月15日に3万4775人だったが、3月8日現在は2万0428人になった。この数字でわかる通り、感染はまったく収まっていない。日本の人口に換算すれば1日4万人の新規感染者が出続けている状況である。
→日本は感染リスクの高い「リストE」に指定されており、イタリア入国前14日以内に滞在又は乗換えをした者の入国を原則禁止する。

 

●オーストリア…人口885万9000人 累計感染者数47.7万人 死者数8,732人
・ウイーン(2015年Rock in Vienna、2016年Rock in Vienna、2020年公演)
・インスブルック(2018年公演、2020年公演)
→オーストリアの1日当たりの感染者数(1週間平均)は、11月13日に7464人だったが、3月8日現在は2304人になった。
→日本からの入国について、出張等職業の目的で渡航する者、オーストリアやEU等の長期滞在者、オーストリア在留権所有者、Dビザ所持者、就学・研究、外交官、国際機関職員等に当たらない場合には、入国を拒否する。

●オランダ…人口1728万人 累計感染者数112万人 死者数15,861人
・ユトレヒト(2018年公演×2)
・ナイメーヘン(2016年Fortarock)
・ティルブルフ(2020年公演)
→オランダの1日当たりの感染者数(1週間平均)は、12月23日に1万1618人だったが、3月8日現在は4494人になった。
→日本は、オランダ政府が指定する「安全な国」のリストに入っていないため、オランダ国民およびEUの滞在許可を有する者、特定の職業に就く者等の例外を除き、原則禁止する。

●ベルギー…人口1146万人 累計感染者数78.9万人 死者数22,292人
・ブリュッセル(2020年公演)
→ベルギーの1日当たりの感染者数(1週間平均)は、10月30日に1万7802人だったが、3月8日現在は2388人になった。
→4月1日までの間、必要不可欠な理由(家族の緊急事由、人道上の事由、学業・職業上の事由等)のある者以外のベルギーへの渡航を禁止する。

 

●スウェーデン…人口1023万人 累計感染者数68.5万人 死者数13,003人
・ストックホルム(2020年公演)
→スウェーデンの1日当たりの感染者数(1週間平均)は、1月9日に7442人だったが、3月8日現在は3950人になった。
→2021年2月6日から、日本を含む第三国(EEAの一部及び豪州等のEUの例外リストに記載される国を除く。)からの渡航者の入国を原則禁止する。

●ノルウェー…人口539万1000人 累計感染者数7万5770人 死者数632人
・オスロ(2020年公演)
→ノルウェーの1日当たりの感染者数(1週間平均)は、1月10日に680人だったが、3月8日現在は576人になった。
→全ての外国人は、原則として入国時に出発時前24時間以内に受検したPCR又は抗原検査の陰性証明書を提示する必要がある。原則として自宅待機義務の生じる地域(日本を含む。)からノルウェーに入国する12歳以上の全ての者は、国境検問所にて新型コロナウイルスの検査を受検しなければならない(検査は無料。)
また、入国した者は、入国後移動してはならず、入国地点の自主隔離用ホテルにて自主隔離を行ない、氏名、連絡先情報、自宅待機場所、雇用者情報等を登録フォームに登録しなければならない。

●デンマーク…人口580万6000人 累計感染者数21.5万人 死者数2,381人
・コペンハーゲン(2020年公演)
→デンマークの1日当たりの感染者数(1週間平均)は、12月21日に3505人だったが、3月8日現在は510人になった。
→デンマーク国外に居住する外国人は原則として入国を禁止する。

●フィンランド…人口551万8000人 累計感染者数62,522人 死者数774人
・ヘルシンキ(2020年公演)
→フィンランドの1日当たりの感染者数(1週間平均)は、2021年3月5日の642人がピークである。
→フィンランド国籍者及びフィンランド在留外国人を除き、日本を含む複数の対象国からの入国を原則禁止する。

●ロシア…人口1億4450万人 累計感染者数428万人 死者数87,985人
・サンクトペテルブルク(2020年公演)
・モスクワ(2020年公演)
→ロシアの1日当たりの感染者数(1週間平均)は、12月28日に2万8185人だったが、3月8日現在は1万0651人になった。
→全ての外国人は、ロシアでのトランジットを含め、ロシア領内を目的地とした国際航空便に搭乗するに当たり、また、ロシア国境を通過するに当たり、ロシアへの渡航直前3日以内に受けたPCR検査の結果としてコロナ陰性であることを証明する文書(ロシア語又は英語)が必要となる。

●オーストラリア…人口2499万人 累計感染者数29,046人 死者数909人
・シドニー(2018年Good Things)
・ブリスベーン(2018年Good Things)
・メルボルン(2018年Good Things)
→オーストラリアの1日当たりの感染者数(1週間平均)は、8月6日に508人だったが、3月8日現在は10人となった。
→南半球のオーストラリアは、最も寒い8月に感染者のピークがあったが、わずか508人であり、夏季にあたる現在はたったの10人である。これなら確かに全豪オープン開催は可能だ。
ただ、オーストラリアの人口は日本の5分の1であり、換算するとピーク時で2500人という値になる。これは日本では、2020年11月下旬とほぼ同じであり、夏になれば、オーストラリア同様、国際イベントが開催可能な範囲内に収まる可能性が高いといえる。
→現在、ニュージーランドからの渡航者を除き、全ての者の入国が禁止されている。

 

以上、見てきたように、陰性証明、入国後の自主隔離などの条件付きでも日本人の入国を認める国は、アメリカ、メキシコ、ノルウェー、ロシアなど数か国だけであり、現実問題として、BABYMETALがライブツアーできる状況ではない。
特に第二の故郷と呼べるイギリスやドイツなど西ヨーロッパ各国は、現在でも感染者のピーク時からの減り方が少なく、ロックダウン(都市閉鎖)している地域も多い。
ロックダウンやステイホームは、生きたウイルスの感染を減らすには効果があるのだろうが、死骸を増幅して検知してしまう高いCT値のPCR検査がまかり通っていれば、意味がない。
免疫が獲得できていない国では、暴露が少なければ、集団免疫の獲得が遅くなる。だから、欧米ではワクチンの普及が、社会的リスクの軽減に役立つ。
日本では、すでに集団免疫が獲得できているのだから、もともと武漢ウイルスの社会的リスクは低い。PCR検査のCT値を厳密にコントロールし、感染症法の指定を下げ、一般病院でも重症者を入院できるようにすればよい。
世界中が免疫を獲得し、武漢ウイルスが、感染しても発症しないか軽症で済む、本来の「風邪」になって初めて、人と人との分断がなくなり、BABYMETALがツアーして回れるようになる。
だが、その前に、武漢市の地獄映像と、マスコミによって植え付けられた「武漢ウイルス=死病」というイメージをぶち壊さねばならない。
4ヶ月連続で、東京のど真ん中で5000人を集めて開催されている10 BABYMETAL BUDOKANは、音楽で、全豪オープンやスーパーボウルと同じく、世界中に「武漢ウイルスなんてコワくない」というメッセージを伝えていると思う。

世界中のアーティストが、それぞれの国で、レギュレーションの許す限りライブを開催し、勇気を伝えてほしいと思う。
(この項終わり)